<ミャンマーの旅>Hiden Hideaway Hotel in Inle Lake(インレー湖 ②)

今年の春はアジア旅、『ミャンマーのヤンゴン、バガン、マンダレー、インレー湖のヘリテージと素敵なホテルに泊まる』

ミャンマーの軽井沢、シャン高原の湖と涼風が吹き抜けるホテルへ。
Photo & Text : Mike Masujima.

Sofitel Inle Lake Myat Min .

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ソフィテル インレー レーク ミャット ミンは2018年オープン(101部屋)。ホテルへはエンジン付き小舟の移動が一番早い。桟橋に上陸後、お洒落なプールエリアを横目にレセプションへ。ボートは5時間15000チャット(2000円)ほどでレンタル。
インレー湖はシャン高原の中央に位置する長閑な湖として知られる。訪れるツアー客は少なかったが、近年SNSなどで注目が集まる様になった。湖の汚染がなく自然環境が程よく保たれている事が再評価された。またライフスタイルが異なる民族が共存している事も魅力だ。例えば漁師は片足で櫓を漕ぐインダー族、ミャンマー第二の人口を持つシャン族は昔からパゴダ(パヤ)や僧院の建築に長ける。そして地元のパオ族(頭に巻いた布の色彩が派手)は市場などで商売をしている。この様な多民族の心を一つに纏めているのが宗教(上座部仏教)だ。どんな小さな村にもパゴダ(パヤ)が造営され、人種の差別なく平等に仏を崇める。そんな人たちの文化を、美しい湖を背景に触れる事が出来る旅は、帰国後も心に残る事だろう。
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    シャン寺院の文化、金箔を模したデザインがあちこちに見れれるレセプション。(ソフィテル インレー)

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    多目的スペースはパゴダを逆さまにデフォルメした不思議な形のライトカバー。(ソフィテル インレー)

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    インテリアとして魚籠が置かれた部屋は広く60平米、モスキート ネットが付きキングサイズベッド。(ソフィテル インレー)

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    スイミングプールはナイルグリーンのタイルの色(インレーカラー) が美しい。(ソフィテル インレー)

Inle Princess Resort.

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インレー プリンセス(31部屋)はインレー湖北部の静かな入り江に建つヴィラタイプのブティックホテルだ。このホテルの歴史は古く1976年ゲストハウスをスタート、1998年現在のブティック ホテルとして改装オープンした。写真は最上級カテゴリーのレーク ハウス。
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無垢の自然が残るインレー湖周辺は野鳥の宝庫。部屋からバードウォチングを楽しめる。(インレー プリンセス)
レークハウスのテラスには2脚の籐椅子が置かれ、蓮池の彼方にインレー湖を望む。(インレー プリンセス)

珍しいアーチ型のバスルーム パテーション、舟形の木製シンクはオーナーのセンスが伝わってくる。(インレー プリンセス)
木立に囲まれた気持ちよいプール。この景色、自分が何処の国にいるのか分からぬほど馴染む。(インレー プリンセス)


高天井には幾つものランタンを下げたメインダイニング。(インレー プリンセス)

入り組んだ蓮池に沿い戸建てのヴィラが点在する。(インレー プリンセス)
Sofitel Inle Lake Myat Min

Thalae Oo Village Inle Lake 140102 Nyaung ShweMyanmar
全室101 ¥28000〜 ヘーホー空港から車とボートで70分
Tel: +95(9)443474200 Fax: (+95)9443474200
E-mail:HA095-RE@sofitel.com

Inle Princess Resort

Inle Princess,Magvinzin Village,Inle Lake,Shan State,Myanmar
全室31 ¥26000〜ヘーホー空港から車で35分
Tel:+95(9)5251407
E-mail:CONTACT@INLE-PRINCESS.COM
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