ルイナールが環境問題を配慮したサステイナブルパッケージ『セカンドスキン』を発表

1729年創業、世界最古のシャンパーニュメゾン ルイナール。既存のギフトボックスより9倍軽く、二酸化炭素排出量を60%削減することに成功したパッケージ『セカンドスキン』を発表しました。
ルイナール
ルイナールが『セカンドスキン』を発表したのは、2020年2月10日~12日に行われたVINEXPOパリ展示会(世界最大のワイン、スピリッツ国際博覧会)。2年以上の歳月をかけて完成したルイナール ブランド・ブラン、ルイナール ロゼ専用の新しいサステイナブルパッケージは2020年冬より西ヨーロッパで徐々に展開、日本では2021年春より展開を予定しています。
ルイナール セカンドスキン
ボトルの象徴的な曲線に沿った新パッケージ。
ルイナール セカンドスキン
ケースに直接はめ込まれたスナップボタンで開閉。
『セカンドスキン』は、持続可能な管理がされているヨーロッパの森林を供給源とし、天然木質線維から丹念に作られた紙で出来た100%リサイクル可能なパッケージ。プラスチック完全不使用なため、既存のギフトボックスより9倍軽く、二酸化炭素排出量を60%削減することに成功。
ルイナールが環境問題を配慮したサステイナブルパッケージ『セカンドスキン』を発表_1_4
こちらが既存のギフトボックス。
『セカンドスキン』は環境配慮のみならず、ルイナールならではのこだわりにあふれたデザインも特徴。シャンパーニュのセラー「クレイエル」を彷彿とさせる白亜のテクスチャーのディテールは、深く高級感のある、繊細なエンボス加工を施すことで完成。

また、一体成形でボトルの輪郭をぴったりと正確になぞることが出来るまでに2年以上も前から7回の試作を繰り返し、さまざまな製紙技巧を試みた。パッケージに鋭利さがないのは、精密な高圧ウォータージェットでボトルの輪郭をカットするという、ルイナール専用に特別開発された加工技術により実現。これによって、独特な上品さを生み出し、ボトルの象徴的な曲線に沿ったパッケージとなり、美味しくいただくその時まで完全な状態で保存することが可能となったとのこと。
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    シャンパーニュセラーの「クレイエル」。

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    「クレイエル」のディテールを再現。

メゾン ルイナール社長フレデリック デュフォー氏は「このセカンドスキンケースは、メゾン ルイナールがシャンパーニュ界における先駆者としての役割、そして社会や環境に対する責任を果たすという強い意志を裏付けるものです。この画期的なプロジェクトは、ブドウの木の手入れから消費者体験まで、製品開発やマーケティングのすべての段階において、より持続可能なパッケージ開発に向けてメゾンが強固に取り組んでいることを体現するものです」とコメントしています。
創設300年を9年後にひかえ、さまざまな催しが計画されているルイナール。今後の展開にぜひ、注目してください。
お問合せ=MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社 03(5217)9736
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