親はいつもまでも親。でも・・・。

エクラ世代にとって、今いちばんの気がかりは「親のこと」のよう。考えてみれば、年齢的にもいつ何が起きても不思議はない。たとえば介護となったら、自分の生活はどうなるの……? 多く寄せられた声から、今回は”実の親”に焦点を当ててみた。
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独り暮らしをしている親を案ずる人は多い。とはいえ、自分もまだまだ現役。「早く実家に戻って一緒に住んであげたいとは思うが、私も夫も仕事があるし、長年暮らしてきた土地をまだ離れたくない」(IF・自営業・53歳)。「夫の仕事の関係で何度も海外転勤の話が来ているが、82歳の母を独り日本に残して行くこともできない。今回も悩んだ末、海外転勤の話を断ってしまった」(MM・ヨガ講師・48歳)。親と自分の生活とどちらを優先していいのか悩み、揺れるお年頃。この悩みにはたして解決策はあるのか、これについては回を改めて考えていきたい。
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親元を離れてン十年。仲が悪いわけではないけれど、親子の間にビミョウな空気が流れて始めているのも事実。「メールの返信をすぐしないと電話をかけてくる。急ぎの用事ならまだしも、そうでもないことで。疲れます」(MY・クリニック事務長・50歳)、「お嫁さんの愚痴を言う母。聞いてあげたい気もするが、嫁いでいる私も彼女と同じ立場。素直に共感できず、ケンカに」(MM・主婦・52歳)。「年を取るにつれ意固地になっていく父、80歳。事故が心配だから自動車免許を返納してと言っても『バカにするな。俺の運転は世界一だ』と言い張って話にならない」(YS・パート・53歳)。「魂に年齢があるとするなら、母は私より幼いと思う」(KK・司会・43歳)。昔は”きちんとした親”だったという思い出があるだけに、その変貌とも思える現状に、どうしたらよいか惑う世代のJマダムたちの姿があった。
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