続・手織りと私 ~裂き織りバッグ編~

一時期、ハマりにはまった裂き織バッグ作りについて
以前投稿した記事
にて、一時期裂き織りバッグ作りに没頭していた、と書きました。

というわけで、今回はその時作っていたバッグをご紹介。

当時(6~7年前ぐらい?)、既に様々な裂き織りバッグ作家さんが存在していて、
素敵なバッグを作ってらっしゃいました。
有名どころは梅原和香さんでしょうか(尤も、梅原さんが制作してらっしゃったのは更に年月を遡りますが)。

裂き織りとは元々、使い古した布を裂いて緯糸(よこいと)にし、新たな織物として再生する、というところから始まってると聞いています。
ですので、柄物の布を組み合わせて織り上げることも多いのですが、梅原さんの使用する布は(私が知る限り)すべて無地。色は様々ですが、使用する裂き布そのものは無地。
それゆえに、裂き織りという昔ながらの手法を使いながらも、
出来上がった作品はどこかポップで、とても可愛らしい。
梅原さんが制作していらした当時は、かなり斬新な裂き織りだったのではないかな、と私は想像しています。

残念ながら梅原さんはじめ作家さんの裂き織りバッグは所有していないのですが、ネットの画像を拝見しては、いいなぁ、素敵だなぁとため息をついておりました。

そんな折、そうか、自分で作ってみればいいんだ!
と思い立ちまして、最初は真似事みたいなことをしておりました。
そうするうちに、梅原さん的(?)な作り方をベースとして、ちょっと自分でもオリジナルのデザインに挑戦してみたいな、という意欲が湧いてきまして。

当時、裂き織りバッグというと、くたっとした風合いの船形バッグが主流だったように思います。
そこで私は、カチっとした紙袋型のスクエアタイプの裂き織りバッグなんて面白いんじゃないかしら、と思いつき、
以後、理想の裂き織りバッグを目指して、試作を始めました。

で、最初に出来上がったのがコレ↓
私が初めて作ったオリジナルの裂き織りバッグです。ヘリンボーン柄の外ポケットがポイント。
結構使ったのでくたびれております。
この時期、ヘリンボーン柄の裂き織りコースターも同時に制作していて、
このコースターをバッグの外ポケットにしたら可愛いかも、と
なぜか食器を洗っている最中にアイディアが降ってきまして、それを形にしたものです。
完成した時は嬉しさのあまり、
とある生活雑誌の読者の手作りコーナー的な所に応募して、
けっこう大きく取り上げてもらえたという、思い出の作品です(編集部から電話をいただいた時は、緊張のあまり息も絶えだえでした、大げさでなく)。

ま、でもこれはほんとに初期の作品なので、実はアラだらけ。
使ってるうちに、せっかくのスクエア型がなんだか型崩れしていってしまうし、
持ち手の部分も脆弱で。

私は裁縫に関してはド素人なので、頭を悩ませつつ、
微調整をしては自分で使用し、また調整を重ね、と言う事を繰り返し、
これなら形もあまり崩れず、結構丈夫に長く使えるんじゃないの、という所まで辿り着きました。
あ、その間デザインも、当初とは少し変わりました。
試作を重ねたバッグたち
定番のトートバッグのようなデザインにしてみたかった。持ち手もカシメを使って更に丈夫に。
バッグが丈夫かどうかを調べるには、息子に使わせるのが一番参考になります。
彼は、荷物の多い男で、バッグに図鑑やら辞典やらとにかく重くてかさばる物を
容赦なく詰め込むんですよね。
持ち手の革は使い込んだ感があるし、バッグも薄汚れているけど、
日々の塾通いや図書館に行く時に、あれだけ荒々しく使用した割には今もしっかり形を保っております。中学生になった今は使ってくれませんけどね。
息子用裂き織りバッグ。彼にかかると容赦なく荷物が詰め込まれます。
息子用の裂き織りバッグ。彼にかかるとこのように、容赦なく荷物が詰め込まれます。かわいそう。
息子用の裂き織りバッグ。彼の好みの配色にしました。白地に、ポイントで紺と黄色。
息子のリクエストでこのような配色に。これを見るたびに、こんな色の新幹線がなかったっけ……とヒタスラマダムは思います。
元々、裂き織りで作った布は丈夫なので、バッグに仕立てる際にも内布は必要ないと私は思っているんです(内布をつける作業が面倒くさいなどということは、ええ、思っております。ですが本当に丈夫なんですよ)。
ただ、要所要所で、長く使う為の工夫は必要かな、と。
そんなこんなで試作は優に10作以上を超え、ある程度自分的に満足できるバッグに仕上がったところで……

パタッと、裂き織りバッグ作りブームが去ってしまいました……
これけっこう手間と時間がかかるんですよね。
理想に近づくまでは夢中だったけれど、何かこうパタッと。

持ち手を付けるまで、数年間待機させてるバッグもあります……。
持ち手をつけてもらえないバッグたち
いつになったら持ち手が付けられるのかと、戸惑うバッグたち
あ、はい、付けます。
ちょっとカシメの付け方忘れかけてるけれど、付けます。

そして今、エクラ世代のファッションに似合うバッグを
裂き織りで作れないかな、と新たなデザインの構想を(脳内で)始めました。
裂き織りはややもすると、ほっこり温かみのあるデザインに傾きがちなんですけど(それはそれで素敵なんです)
あえて、ちょっとクールにスタイリッシュにできないかな。

それはこのスクエア型バッグを思いついた頃から、描いている私の理想です。
ヒタスラマダム

ヒタスラマダム

九州在住の主婦。夫、息子の3人家族です。趣味は手織り、そして数ヶ月前から始めたベリーダンス!年齢を重ねてますます好奇心に溢れ、何ならとっ散らかり気味な私の日常を楽しくお伝えしたいです。

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