柄本佑さん主演映画「痛くない死に方」

éclat4月号 CLOSE-UPのページで紹介されていた柄本佑さん主演映画「痛くない死に方」を鑑賞しました
人生の終わりを自宅で過ごしたい
そんな想いに寄りそう在宅医療医を柄本佑さんが演じています
映画館パネル
上海国際映画祭 正式招待作品

こんにちは

チームJマダムメンバーのマサコです

この作品は兵庫県に実在する長尾和宏医師の著書をもとに映画化されました。

ある在宅での死をキッカケに医師として、また人として学び成長し、心から患者と、その家族に向き合う在宅医療医となる物語です。

私はある特別な想いで、この作品を観ていました

実は私の母が癌で亡くなる時、この原作となる長尾和宏先生にお世話になっていました。

母本人の意志でホスピスで最期を迎えましたが、積極的治療から緩和ケアへと移行する期間、長尾先生の在宅医療を受けていました。

体験者として「痛くない死に方」を観て

実際に在宅医療を受けた者として感じるのは「その時、出会った医師、医療でこんなに最期は変わるのか」ということ。
生きて花を咲かせることだけではなく、その枯れ方に選択肢を持つ大事さを改めて感じます。

そして、この映画の中では余貴美子さんが演じる訪問看護師さんの存在。
殆どクローズアップされるポジションではありません。しかし実情は、年末年始を問わず対応いただき本当にお世話になりました。
その重要な役を名優、余さんが演じられていたのが嬉しかったです。

「痛くない死に方」の痛みとは

その痛みを知る時、単なる在宅医療の作品ではなく誰もが考える問題となる

癌の痛みだけでなく、この作品タイトルの本当の痛みに触れるとき、一気に物語の中に引き込まれます。

柄本佑さん演じる河田医師が、先輩医師(奥田瑛二さん)に「在宅医療医師とは?」と問いかけます。

それはまるで
「人に寄りそうこととは?
 自分の心にも嘘をつかないこととは?」
と医療というテーマを超え、私たちの生き方への問いにも聞こえます。

河田が見つけた答えとは…。

末期癌というテーマだけれど、重たさを残さない仕上がりに

決して観ていて楽しい作品とは言えないけれど、キャストの名演のお陰で疲弊感はなし。

特に末期癌患者を演じた宇崎竜童さんと柄本佑さんの掛け合いは絶妙で、思わず笑みが漏れるほど。

一方、壮絶な癌の苦しみの中で亡くなる父を看取る娘を演じた坂井真紀さんと、その一家のシーンは悲しみを通り越え、怖ささえ感じる迫力です。
痛くない死に方 チラシ
柄本佑さんの実際の義父である奥田瑛二さんとの共演も見どころ
誰がどの立場で見ても、心に響く何かがあるはず。

地味な作品ですが、まだ全国でも上映されている映画館はあるようです(2021年4月10日時点)
気になる方は是非、チェックしてくださいね。
柄本佑さん主演映画「痛くない死に方」_1_4
この作品についての柄本佑さんのインタビューはéclat4月号 P150に掲載されています!
マサコ

マサコ

兵庫県在住の独身OL。日本酒、ワイン好きでありながらスイーツにも目がない甘辛両党派。映画、旅行が大好き。関西を中心に美味しい時間、楽しい時間、映画のお話などワクワクする日々の体験を綴っていきたいです。

Instagram:masako.ii

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