転職〇回。しなやかな生き方が50代女性の強み!

社会人になってから約30年。ひとつの職業を続けて高みを極めるのもよし、いろいろな仕事を経験し楽しむのもよし。これまでの仕事歴をひも解くと、リアル50歳の生き方が見えてくる。
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Jマダムたちが新卒で就いた職業はいったい何だったのだろう。圧倒的に多かったのが、「企業の事務職」で45%。チームJマダムの半数の人が、会社の一般職として社会人デビューを果たしたようだ。続く2位は、「企業の専門職」で17%、以下、「医療・福祉の資格職」「教師・講師」と続く。「短大を卒業して大手鉄鋼会社に就職し、そこで知り合った彼と結婚するため寿退社しました」(Sさん)「一部上場のメーカーに就職しましたが、夫の転勤で退職することに」(Wさん)のように、結婚や出産を機にいったん仕事をやめたという声が多い。
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では、仕事をやめてからずっと家事や育児に専念していたのかというと、そうではないようだ。社会人になってから就いた仕事の数を聞くと、最多が「3つ」で30%。中には10回以上転職したという人も3%いる。つまり、結婚や出産、転居などでいったん退職したものの、また仕事をもち、何回か転職も経験している人が多いという結果に。「転職経験は7回。私にとって家庭のケアが最優先。子どもの成長に合わせて仕事を変えてきました」(Uさん)
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新卒で就職してから人生の節目を経て、では今はいったいどんな仕事に? 今現在あるいは直近の職業について聞いてみた。すると、ダントツで多かった「事務職」が減り、さまざまな業種が浮かび上がってきた。
「子育て中に布小物や羊毛フェルトの腕を磨き、2年前から作家として活動しています」(Yさん)「子育てがひと段落したころに医療事務の資格を取り、しばらくクリニック事務をしていました。パン作りの趣味が高じて、今は友人とパン屋さんを開いています」(Aさん)「ずっと企業で事務をしていましたが、40歳を過ぎてから興味のあった接客業に。人とのコミュニケーションが楽しい!」(Sさん)「これまで家庭の事情や興味に合わせて10回以上転職。今はまた会社員ですが、いずれ雑貨屋さんをオープンさせたい」(Iさん)
環境に合わせて柔軟に仕事をコントロールし、好きなことに向かって努力を惜しまない。そんなしなやかな生き方が、Jマダムたちの輝きの源泉のようだ。

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