大失態に気づいたのは・・・
ホテルの
着替え室でした。
我が家は
子ども5人の大家族です
長女
長男
次女
上の3人は社会人
三女
四女
下の二人は中高生です。
ケアが必要な
幼児がいなくなり
ずいぶん楽になりました!
だというのに
意識はまだ「お母さん」。
結婚式当日も
「ハンカチ持った?」
「マスク忘れてない??」
なんて、どうでもいいことで1人バタバタしてました。
実は
結婚式で1番気にかかっていたことは
着物の準備。
着物好きの母=子どもたちのおばあちゃんが揃えてくれた着物で
小物を揃えたり
帯揚げ帯締めの色を決めたり・・・と、
大変だけれど母と二人幸せな時間を過ごしました。
当日もっていくのは
娘4人の振袖+私の留袖+履物とバック
が合計5人分。
そしておまけに
娘たちがサプライズで披露するダンスの衣装とシューズの用意があり
これだけの量の道具を車に積んで車に乗るだけでも一騒動じゃない!?
ってことで
前日の夜
子どもたちを集めて
自分たちの着物と履物を確認させ
風呂敷に包んで
車に乗せるリハーサルまでして(笑)
当日の朝を迎えたのでした。
で、
早朝7時半
着替えの必要がない主人は
後から出発の予定で
女子たちで
慌ただしく出発したのでした。
実は
もう一つ気になることがありました。
それは
85歳の母が着付けをしてくれる
ということ。
さすがに全員は無理なので
上の2人はホテルの着付けを頼みましたが
おばあちゃん一人で
大丈夫か!?
間に合うか不安
という心配・・・。
まぁとにかく早く行って
着付けスタートさせよう!!
はやる気持ちを抑えながら
ホテルに到着しました。
リハーサル通り
各自が包んだ荷物を持って
いざ着付けへ!
「ママは駐車場に車停めてくるね〜!」
そして小走りで
替え室に向かったのでした。
で
さあ!!
着替え!!!
と思ったら・・・
ん???
風呂敷が足りなくね?
「ママの風呂敷は???」
「え?」
「各自が持つって言ってたじゃん!ママ持ってないの!?」
ガーーーーーーン
「留袖持ってくるの忘れた!?」
そう。
子ども相手にガミガミ注意するばっかりで
すっかり自分の準備のことが
頭から抜け落ちていたのでした。
親族の写真撮影まで
あと1時間。
人生最大のピンチ到来。