”お姉ちゃんのお雛様のお顔は細いのに、なんで私のお雛様はこんなにまん丸なお顔なの…?”
何歳くらいの時だったでしょうか、不思議に思った私は母に聞いたことを覚えています。
その答えは、”あなたにそっくりなお雛様をお祖母ちゃんが選んでくれたのよ”
そうなんです。4000グラム超のビッグベビーで生まれた私の顔はパンパン!まん丸!顔でした。
それを聞いてからは、このお雛様のお顔が大好きになりました。
大好きな祖母が私に似てると思って選んでくれたお雛様。とっても大切なお雛様です。
毎年、このお雛様を出す時には、両親や祖母の事を思い小さい頃の自分を懐かしんでいます。
そんな時間もいいですよね。
今は本当に色々なお顔のお雛様があって、この時期デパートに並んでいるお雛様を見て歩くのも楽しいです。
娘や孫のことを思って選んだお雛様は、きっとずっと大切にされていくんだと思います。
関西に引っ越して来た時、男雛が向かって右側に飾ってあるのを見ました。
あれ?私は向かって左側に男雛を飾っているけど…と思い調べてみたところ、京都や関西の一部では昔のルールに従って男雛は向かって右側に飾られることが多いそうです。そんな歴史も面白いですね。
皆様は男雛をどちら側に飾りますか。