歌舞伎に魅せられて

大先輩に歌舞伎は「1番初めに感じた心が大切」、好き好き(すきずき)だからと教えられたもの。エクラ世代になり魅力に気付くことも。
ひとコマトーク
ひとコマトーク
こんにちは、Etsuです。

衣替えはお済みでしょうか?今年は、例年より「断捨離」ブーム到来。ちなみに断捨離の意味合いとしまして
断=入ってくる不要なもの(必要がないもの)を断つ
捨=不要な物を処分する
離=物への執着心を捨てる
断・捨・離するには、「時間」の確保、「体力」がないと遂行せず、「覚悟」がなければ平行線、ある意味気合いも必要になって参ります。

そして3R(スリーアール)=リデュース(Reduce)ごみを減らす、リユース(Reuse)繰り返して使用する、そして3つ目、リサイクル(Recycle)ゴミの再生利用

部屋(我が家は箪笥でしょうか)がスッキリして心の「スペース」ができ3Rを再認識する心構えが芽生える、なんとも思考までリサイクル!
家族の人数分だけ仕分けは難しいのですが、こんな時には一家総出で掃除、また友人にも参加していただき感謝することしきり

有意義な時間となりました。

銀座「歌舞伎座」へ

歌舞伎座
歌舞伎座
現地集合で友人とお待ち合わせ。
ほぼ毎日お着物を着られている友人は着物が洋装みたいな感覚なんですね、着こなしもさすが、ヘアスタイルも決まっている

数年前着付けを教えてもらい近所までならいいわよね!とお出掛けして楽しんだ時期も。しかし着付けないと忘れてしまうもの、現在は信頼できる着付け師さんにお世話になっておりお喋りしながら人間味溢れる会話と、「ザ・職人技」により安心をいただいている

お着物はさまざまな角度から意外と見られているもの、たれ先をさっと直して下さったりお声掛けしてくださったりと一体感を感じさせて下さるところも「和装でお出掛け」の良いところなんです。
舞台を背にして
舞台を背にして
歌舞伎の語源、「傾(かぶ)く」「傾奇(かぶき)」と読み、異風を好み派手なファッション、常識にとらわれることなく常に新しい風を呼び込み、お客様を楽しませることが歌舞伎の祖であったようです。

400年以上の歴史を誇る伝統芸能、私的見解ですが不思議と堅苦しくなく見入ってしまう圧倒的躍動感・存在感、全ての要素が一点に集約されているかのような立体感!心離れません。
定式幕(じょうしきまく)
定式幕(じょうしきまく)
歌舞伎の幕も数種類あるらしく、代表的に使用される定式幕(じょうしきまく)は黒・緑(萌葱色)・柿の3色でお江戸を彷彿させられる
片耳にイヤホンを
片耳にイヤホンを
忘れてはならぬ「イヤホンガイド」。こちらは時代背景・役者さまのご紹介・あらすじ等知りたい情報を見事な間合いでお導きして下さる強い味方、演舞と同時進行で適切なガイドをしてくださるのですから、楽しさも倍増!
売店にて購入
売店にて購入
せっかくですからパッケージも歌舞伎色に染められて。
花道(はなみち)
花道(はなみち)
舞台と高低差のない廊下のような一本道、こちらの花道(はなみち)を10等分にして舞台側から3分(ぶ)、揚幕から7分(ぶ)の位置「七三(しちさん)」は、見得を切る(型を披露)重要なポイント、まさにスポットライトが当たるような場所なんですね、痺れます。
揚幕(あげまく)
揚幕(あげまく)
花道の突き当たりに掛けられている幕を揚幕(あげまく)と呼び「鳳凰丸(ほうおうまる)」と呼ばれる歌舞伎座の座紋が染抜きされております。ちょっと気になりませんか?揚幕の中…
役者さまが待機したり出入りする場所を指し、鳥屋口(とやぐち)と呼ばれるそうです。幕を引く「チャリン」とした音(ね)が、開閉の仕方により心情を伺えるのですからひと時も心意離さず堪能(鑑賞)致します。
2013.04 第五期の歌舞伎座(現在に至る)
2013.04 第五期の歌舞伎座(現在に至る)
時を重ね、30代の頃とは一味(ひとあじ)違った感覚で鑑賞する慶(よろこび)と共に、言葉ひとつ取っても知ることが嬉しく、これから益々歌舞伎に魅了されそうです。

着物ファッション

サイド
サイド
洋装(洋服)の春夏、秋冬ファッションと同じく、和装(着物)も衣替えがあります。
確かに真夏の暑い日に生地が厚くてはサウナスーツを着ているようなもの、今回は2枚の生地を縫い合わせて作られている袷(あわせ)を着用。主に10月から5月とのことですが、余り堅苦しく考えず暑かったら臨機応変に、裏地のないさらりと軽い単衣(ひとえ)で良いのよとアドバイスを、着物を着ていても快適に過ごせそうです。
後ろ姿
後ろ姿
くるりと後ろを向いて、お団子ヘアではなく和風ヘアスタイルに。
帯は西陣織の袋帯、帯締め・帯揚げとのお色合わせも楽しい!
正面
正面
ひとつひとつ歳を重ね、日本の伝統文化に触れて「体験を楽しみ」に変換して行くのが今の目標のひとつでもあります。
さてさて、お食事タイム!心豊かな時間となりました。

お土産

歌舞伎に魅せられて_1_14
お土産処「木挽町(こびきちょう)」で手土産を。一筆箋や手拭い、役者さまのおすすめ菓子等取り扱いしているお店。下に敷いているのは家族へお土産。
上の写楽の缶の中には、24種類の野草(大麦、はと麦、霊芝、どくだみ等)、雑穀をブレンドされた健康茶(個包装)
*友人に菓子をお渡ししたら、こちらをいただく物々交換に (^^)
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Etsu

Etsu

東京都在住。射手座、好きには熱く永久持続型(A型)。おしゃれ+食、旅+ゴルフetc.の関係(プラスα)を希望。日々、ワクワク学習中です!

Instagram:coco_etsuco

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