50代は厚塗りNG!ファンデーションの「薄膜塗り」でくすみ肌をカバー

キメの乱れ、たるみ、シワなどによる凹凸(おうとつ)のせいで肌に影が生まれ、くすんだ印象に。これをいとも簡単になめらかに整えるのが、進化したファンデーション。透明感の高い若見え肌の秘訣は、ファンデーションの薄膜塗りです。
教えてくれたのは
ヘア&メイク 岡野瑞恵さん

ヘア&メイク 岡野瑞恵さん

確かな理論と大人の魅力を引き出すナチュラルメイクで大人気。多くの女性メディアでメイク術、コスメ選びを指南。女優、タレントからの指名も多い

気になるくすみをカバーしたいと思うあまりファンデーションをたっぷり塗り込むと、肌が不透明になり、かえって透明感を失うことに。スキンケアで仕込んだ水ツヤや、ピンク下地を生かすためにも、ファンデーションは思いきって薄膜塗りを心がけましょう。

薄膜塗りだと、「もともと透明感のある人」に

薄膜塗りだと、「もともと 透明感のある人」に

1.頰の高いところから 塗りはじめる

顔全体であずき粒よりひと回り小さい量。3分の1を指にとり、頰の高いところへ。

こんなに少量

これを上下に薄くのばし広げ、フェイスラインはついていないくらいの薄さに。反対側も同様に。

これを上下に薄くのばし広げ、フェイスラインはついていないくらいの薄さに。反対側も同様に。

2.額は眉間からスタート

残り3分の1のファンデーションを指の腹にとり、眉間に置く。これを放射状に薄くのばしていく。髪の生えぎわはほとんどついていないくらいの薄さでちょうどいい。 

額は眉間から スタート

3.指に残ったもので小鼻など細かいところを

指に残ったもので、赤みやくすみが出やすい小鼻のわきをカバー。最後に、ほとんどファンデーションがついていない指の腹で、鼻すじや口のまわりなど細かい部分を仕上げて。

指に残ったもので 小鼻など細かいところを

4.くずれやすいところのみフェイスパウダーで押さえる

くずれやすいところのみ フェイスパウダーで押さえる

フェイスパウダーをパフにとり、手の甲でパフにしっかりなじませたあと、くずれやすい小鼻、眉間を軽く押さえる。フェイスパウダーを顔全体にパタパタはたくのはNG。

  • 50代こそ極めたい「品のいい肌」の作り方

    50代こそ極めたい「品のいい肌」の作り方

    どうせマスクで隠れるし、くずれるし、とベースメイクがおろそかになっている人は多いはず。でも、マスクをはずす機会が増えつつある今こそ、“人に見られる”ことを意識した肌作りにシフトしたい。目ざすべきは、好感度が高く「上品な人」と思わせる肌。

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