伊藤若冲と「徒桜」

桜にまつわる美しい表現があふれる季節 はかないものに美を見い出す 日本人の感性にしびれます...♡
末富「桜さくら」 「若冲墨画」 細見美術館のコレクションから
【伊藤若冲と徒桜】

「徒桜」
あだざくら
と読みます。

    
散りやすい桜の花
はかないもののたとえにも使われます。
伊藤若冲と「徒桜」_1_2
鎌倉時代
浄土真宗開祖 親鸞は
「明日ありと 思う心の仇桜(あだざくら)
夜半(よわ)に嵐の 吹かぬものかは」
と詠んでいます。


「美しく咲いている桜を
明日も見ることができるだろうと
安心していると
夜半に強い風が吹いて
散ってしまうかもしれない」
という意味


「人生は桜のように無常である
明日どうかわからないからこそ
今を精一杯生きよう」
との想いを表しているそうです。
なんと親鸞19歳の作🙀♡

   
麩焼き煎餅は
「若冲墨画」
若冲好きにはたまらない💞
白砂糖と黒砂糖をひいた
上品な干菓子です。

 
巌邑堂「徒桜」
末富「桜さくら」
「若冲墨画」
細見美術館のコレクションから
お菓子に写しています♡
伊藤若冲と「徒桜」_1_3
伊藤若冲と「徒桜」_1_4
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NAOKO

NAOKO

東京都在住。テーブル茶道家。スイーツや和菓子に纏わるエピソードにときめきます。夫と娘、ビションフリーゼと暮らす。乙女座、0型です。

Instagram:naokoliztomita

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