【「1日1捨て」を継続するコツ】捨てやすい環境づくり&捨てたモノの可視化が継続のカギに

不要なものを処分し心地よい新年を迎えるために。三日坊主を回避し「1日1捨て」の効果を感じるために、無理なく一生続けられるコツを、みしぇるさんが伝授!

私が教えます!

みしぇるさん

みしぇるさん

山形県の禅寺で生まれ育ち、24歳でアメリカ人と国際結婚。現在、17歳、15歳、12歳の子供をもつエクラ世代。著書に『1日1つ、手放すだけ。好きなモノとスッキリ暮らす』など。ブログ『「いい気分」のある暮らし』も好評。

1~2カ月続ければ、捨てるのが自然な行為に

一日にひとつ何かを捨てる。シンプルな方法ではあるけれど、大量にモノがある場合、何から手をつければいいか迷ってしまいそう。また、毎日となると、捨てるモノが見つかるかどうかも心配に。

「最初はそうしたとまどいもあるでしょう。なので、まずは以下の“コツ”を参考に、気負いすぎずマイペースで行うのがおすすめです。捨てると気持ちがスッキリするので、だんだんと捨てるのも楽しくなってくると思いますよ」

多くの人に「1日1捨て」を指南してきたみしぇるさんによると、1~2カ月も続ければ、頭を悩ませなくても破棄すべきモノが見つかるようになり、しかも、意識せずとも、それをゴミ箱に入れるなど、捨てグセがつくそう。

「『もったいないから捨てられない』という言葉をよく聞きますが、不要なモノを処分し、整った空間で生活すると、毎日ごきげんに過ごせるのです。それなのに、雑多なモノに囲まれて暮らすなんて、そのほうがもったいなくありませんか? まずは1カ月続けることを目ざし、とにかく続けてみてほしいですね」

捨てやすい環境を意識的につくる

捨てやすい環境を意識的につくる

「1日1捨て」継続には、ゴミ箱を各部屋に置くなど、捨てやすい環境づくりが必須。「ゴミ箱が近くにないから捨てない」や「あとでまとめて捨てよう」が重なると、いつまでも処分できず、モノをため込みやすい家に。また、捨てるのを迷っているモノは透明なゴミ袋に入れ、リビングなど日々目に入る場所に置くのがおすすめ。収納スペースの奥にしまい込むと、“なかったもの”になり、いつまでも保管しつづけることになりかねない。

毎日、「捨てたモノ」を可視化する

毎日、「捨てたモノ」を可視化する

手放すモノが一日ひとつだと、目に見えて「片づいた!」という実感がわきづらく、気持ちが萎えてしまうこともある。そこでおすすめなのが、手帳にメモする、スマホで撮影してアルバムに保存する、ブログやSNSにアップするなど、捨てたモノを可視化すること。あとから見返すと、「こんなに捨てられたんだ」と達成感を味わえ、モチベーションがアップする。また、SNSに投稿する際、「1日1捨て」のハッシュタグをつけて仲間をつくり、励まし合うのも有効。「1日1捨て」をサポートするアプリも複数あるようなので、自分に合った方法を選んで。

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