そうそう、京都、行ってきてん ⑤ 〜辰年・龍巡り開運ツアー 後編〜

昇龍の幸運にあやかろう、と、春分を迎える前に参加した「京の龍めぐりバスツアー」の後編! レアなお土産情報とスイーツ情報も!!
さて、絶賛お届け中の「龍めぐり開運ツアー」。
まずは少し訂正を。
泉涌寺(せんにゅうじ)

京料理ランチ

相国寺(しょうこくじ)
としておりましたが、ブログを見た夫から
「あれ、先に大徳寺に行ってへんかった?」と…。
わたくし、やってしまいました。
そうです。大徳寺を先にお詣りしてからの
相国寺、でした。
大変失礼いたしました。

というわけで、大徳寺の鳴き龍について
レポしますね!!

鳴き龍

辰年のご利益 京の龍めぐり
京都三大鳴き龍
パン、と手を叩くと
龍神さまが鳴いて応えてくださる「鳴き龍」。
ビヨヨヨヨーン、の泉涌寺
ぼわん、の相国寺
のお話はさせていただきましたが
さて、今回の大徳寺。
鎌倉末期に、大燈国師が「大徳」という小庵を
開創したことに始まり、
1326年(嘉暦元年)の法堂完成とともに
現在の龍宝山大徳寺となったそうです。
大徳寺 三門(山門)
大徳寺 三門(山門)
大徳寺、といえば、千利休がその山門を再建時、
楼上に利久木像を置いたことから
「ワシは利久の股下をくぐるのか!」と
秀吉の逆鱗に触れ
(お、ここでも逆鱗!詳しくは前回ブログを♪)
千利休切腹の原因となったと言われていますよね。
辰年特別公開!天井画「雲龍図」のある法堂へ
法堂では、まず心静かにお詣りを。
日頃の感謝を伝えます。
今も現役で使われているとのこと、
歴史の重みとありがたさを感じました。
ニッポンあっぱれ!
こちらの法堂、江戸時代初期に再建されていて、
その天井には、それはそれは見事な雲龍図が。
狩野探幽35歳時の力作、と言われるだけあって
どこから見ても天井の龍と目が合うのです。
そして、それだけでは、なーーーーい!!!
天井いっぱいに龍がトグロを巻くかのごとく
円形に描かれていて、
その下をぐるりと龍を見上げながら廻れるのですが、
なんと!
あるポイントから、龍の表情が変わるのです。
マジで、変わります。
ワタクシ、2周しましたが、
そして確認のため、逆回りもしましたが、
やっぱり変わるのです。すごい!
探幽さん、GJ!!(←どこから目線よ)
穏やかなような
憂いを秘めたような
はたまた怒りを抑えこんでいるような
なんとも言えないお顔を見せてくれました。
当然のことながら、写真撮影NG。
ぜひご自身の目で足で、ご確認くださいね!
さあ、いよいよ、龍神さまとの対話の時間。

ビャン

鳴き声よ、届け!とばかりに
少し高めの、遠く長く響く音のように感じました。
バスツアーもいよいよ佳境に。
大徳寺の後、相国寺にお詣り(相前後してすみません)。
私たちは相国寺で途中離団させていただきました。
そう、おやつターーーイム!
京の冬の旅 特別拝観
お寺を拝観して、お茶までいただけるとは!
お寺を拝観し、スタンプを集めると
お茶券と交換していただけるという
なんともありがたい企画が。
もちろん、のっかっちゃうよねー⭐︎★
老舗和菓子屋さんの俵屋吉富さんで
お抹茶と和菓子のセットを
ゆっくり堪能させていただきました。
ああ、ほっこり。
よきよき。
  • 俵屋吉富

    お抹茶と和菓子のセットを。

  • 俵屋吉富

    代表銘菓「雲龍」。ここでも、龍!!

バスツアーは、ここまで。

ですが、mahina 的に、
開運龍巡りツアーとして
どうしても行きたかった場所が…
それは、「東福寺」。
東福寺
涅槃会(ねはんえ)、といって
お釈迦様の命日である3/15に行われる法要に合わせ、
3/14〜16の間のみ特別公開される
・大涅槃図(吉山明兆筆)
・三門(国宝)
・龍吟庵(国宝)
こちらをどうしてもお詣りしたかったのです!
東福寺 涅槃会
秋の紅葉で有名な東福寺ですが、春もなかなか。
まずは、超有名な通天橋へ。
  • 通天橋

    通天橋

  • 通天橋

    通天橋。大好きな構図!!

東福寺 本堂。風が吹いて、龍神さまがお出迎え。
そして本堂(法堂)へ。
明治14年(1881年)焼失、昭和9年に再建された
通常非公開のこちらに、
3/14〜16の3日間限定で
日本画家・堂本印象作の蒼龍図と
吉山明兆作の大涅槃図が公開されていました。
  • 東福寺 大涅槃図

    縦11m×横6mの巨大な涅槃図。これが室町時代の1408年に描かれ、現存していることに驚きです!

ありがたい大涅槃図と、
蒼龍図に見守られながらのお詣り。
御本尊さまとご先祖さまに
日々、つつがなく過ごせていることへの
感謝の気持ちをあらためて伝えることができ、
とてもいい時間を過ごすことができました。
国宝 三門
続いて向かうはこれまた特別公開の三門です。
のぼります。のぼれます。
まさに昇り龍の如く!!(←ちょっと言い過ぎ)
写真右の階段がおわかりになるでしょうか?
ここを上って楼上へ。高さ22m。
かなり急な階段で、正直怖いです。
でも、その先には、
釈迦如来さまと十六羅漢像さまがおわします。
また、天井には、
こちらも明兆によって極彩色で描かれた
天女や飛龍を、室町時代当時の筆使いのまま
見ることができます。
とてもとても厳かなひとときを過ごしました。
最後に、龍吟庵をじっくりと見学。
これにてmahina 的
2024 開運!龍巡りツアー、終了です!
満足、満足。
これで、いいこと、たくさん。
世界平和。子どもたちの心からの笑顔。
きっとまちがいなし、です!
ありがたいお土産、このときにしか買えない「花供御(はなくそ)」!
おっと!忘れちゃいけない!!
プチお土産情報その②^ ^
こちら、はなくそ、です。
お釈迦さまの、は・な・く・そ!!!
最高じゃないか!!!
それがなんたるや、は
写真の中の解説を
ぜひ、びよーんと伸ばしてお読みくださいね。
大涅槃図のパンフレットとセットで
確かこちらもワンコインだったはずです。
ここでしか買えない、
1年のうち、この3日間しか買えない
貴重な、かつ、とても縁起のいいお土産です!
ちなみに…
東福寺さんでは、春の特別拝観が実施されるようです!
京都に出かけられる予定の方、
ぜひぜひHPをチェックしてみてくださいね。
さーて、最後に。
バスツアーでの mahina さんは…

3月半ばだったにもかかわらず、
最高気温が9℃予報だったため、防寒重視コーデで!

ファージャケット かれこれ20年ぐらい着用のもの
白タートル こちらも5年ぐらい着用のもの
※いずれもブランド名わからず
白ロンT L'Appartement
パンツ MM6

今回もお読みくださりありがとうございました!

mahina でした!!
俵屋吉富「京菓子資料館」にて。
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mahina

mahina

大阪府在住の会社員。夫と東京で生活する娘との3人家族です。美味しいもの、美しいもの、ライブ。それから、お芝居とTVコンテンツLoverです。みなさまと、たくさんの大好き!を共有できたらうれしいです!

Instagram:tamakinaomi

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