【あの人の溺愛ねこ図鑑 第37回】ホテルオーナー宮田喜代美さんの愛猫、金太郎

かわいい猫たちの様子を毎月お届けする連載の37回目。今回は、「ホテル クアビオ」オーナー宮田喜代美さんの愛猫・金太郎が登場! ウェルネスについて熟知したプロは猫へのおもてなしも最上級。人も猫もストレスフリーな環境をつくる。
Profile
「ホテル クアビオ」オーナー 宮田喜代美さん

「ホテル クアビオ」オーナー 宮田喜代美さん

みやた きよみ●ホテルオーナー。ファスティングやマクロビオティック食で病を克服した体験から、草津温泉にヘルシーリゾートを計画。「ホテル クアビオ」オーナーを務める。

金太郎 6歳・♂ 雑種

家に来たばかりのときに、ちょうどいいサイズの金太郎エプロンを購入し、記念撮影

家に来たばかりのときに、ちょうどいいサイズの金太郎エプロンを購入し、記念撮影

部屋の中で一番広々とした椅子は金太郎の特等席。どっしりと構えて譲らないのだそう

部屋の中で一番広々とした椅子は金太郎の特等席。どっしりと構えて譲らないのだそう

今ではおなかを出して、リラックスする姿もみんなに見せてくれる 

今ではおなかを出して、リラックスする姿もみんなに見せてくれる

一日のうち、1回は日向ぼっこをするのがルーティン。"ごめん寝"のポーズも愛らしい

一日のうち、1回は日向ぼっこをするのがルーティン。“ごめん寝のポーズも愛らしい

これまでに飼った猫の中でもダントツにおとなしく、おっとりした性格だとか

これまでに飼った猫の中でもダントツにおとなしく、おっとりした性格だとか

はっと気がつくと背後から視線を感じることもある

はっと気がつくと背後から視線を感じることもある

宮田家の子になった初日からベッドで寝ていたという大物。それから毎晩添い寝するように

宮田家の子になった初日からベッドで寝ていたという大物。それから毎晩添い寝するように

「みんなにとって幸せな猫との出会いは必ずある」

幼いころから動物好き一家の中で育った宮田さん。犬や猫は常にそばにいた。現在は母と保護猫サイトから譲り受けた猫の金太郎と住んでいる。

「この子が来たときに、母と名前を考えたのですが、目が金色だったので金ちゃんと呼びたいねと。そこから金太郎と命名しました。それまでいた3匹の猫が天寿を全うして、もう飼うのはやめようかなと思ったのですが、保護猫サイトをのぞいたら金ちゃんを見つけてしまったんです。ステータスが保留中となっていたので問い合わせました」

葛飾区の公園で保護された金太郎はすでに推定3歳。譲渡会に参加させるために事前の検査をしたところ猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)との判定も。新しい飼い手を見つけるのもむずかしいと、保留中になっていたのだという。

「いろいろな状況を聞いて、それでも金ちゃんに会いたくて面談を申し込みました。保護猫サイトの会長さんにもお会いし、これまでの動物と暮らしてきた経験についてお話ししたところ、ぜひ引き取ってもらいたいと喜んでくださって。自分の年齢もありますし、新しく猫を飼うことにためらいがあったのですが、だからこそ、困っている猫の頼れる先になれたらいいなと考え直しました」

猫免疫不全ウイルス感染症は人にうつることもなく、発症しないまま亡くなることもある。

「ストレスが大敵。うちに来たその日からベッドで一緒に寝てますし、快適そうな姿が一番うれしいですね」

おもちゃにこだわりはないが、保護猫施設でもらったおもちゃ“猫小町”が大のお気に入り

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