-
【優雅な日帰り京都旅】アートや建築、ワイン好きの40代 50代女性なら絶対行くべきおすすめスポット4選
海外からの観光客増加でホテル予約が取りづらいなどモヤモヤを解決してくれるのが「日帰り旅」。荷物が少なくてすむため疲れないし、1日がとっても自由などいいことばかり!今回は、そんな優雅な京都日帰り旅にふさわしいパサンド バイ ヌキテパ代表 神 真美さんのおすすめスポットをご紹介。
【優雅な日帰り京都旅】秋に行きたいのは3年ぶりに一般公開予定の「大徳寺 真珠庵」。器好きおすすめのギャラリーも
スタイリスト・西﨑弥沙さんの“器ざんまい”な一日
京都に器の先生と慕うかたがいるという西﨑弥沙さん。大徳寺の近くに先生の店があるそうで、旅の始まりは大徳寺からが多いという。「朝早い新幹線に乗って京都に着いたら、まずは大徳寺に向かいます。歩くだけでも気持ちがよくて。塔頭の真珠庵も先生に教えてもらいました」。
関東で育った西﨑さんにとって京都は非日常であり、自分のチャンネルを変えられる場所なのだそう。
「東京にいたら、お寺を散歩することはありませんが、京都に行くとしたくなります。散歩だけじゃなく、美術館に行ったり、器を見にいったり、京都にいると、自分の好きなものを確認できます」
西﨑さんの好きな現代作家の器を多く扱っている『essence kyoto(エッセンス キョウト)』にも京セラ美術館の帰りに寄ることが多いという。「森本仁さんの作品が好きですが、『essence kyoto』では多く扱っているのもうれしい」。『観山堂(かんざんどう)』で骨董を見たり、『清課堂(せいかどう)』で錫(すず)製品を買ったり、京都では、古いものや伝統工芸から学ぶことも多いという。「東京で出会うものは端正だけど遊びがないイメージですが、京都は色があったり、華やかなものがあふれています」。
器ざんまいな一日の締めは『実伶(みれい)』で新幹線用のお弁当を受け取り、『居雨(きょ)』へ。「蔵というロケーションを生かし、照明も暗め。静かな闇の中でお茶やお酒が楽しめ、落ち着きます」。
大徳寺 真珠庵
大徳寺の塔頭(たっちゅう)のひとつである真珠庵は、とんちで有名な一休宗純禅師を開祖とする。ふだんは非公開だが、今秋は3年ぶりに一般特別公開を予定(’24年9/20~12/8)。このためだけに行きたい知る人ぞ知る名刹。

書院「通僊院」。正親町(おおぎまち)天皇の女御の化粧殿を移築したもの。土佐光起筆の金碧花鳥画が収まる

初公開となる『源氏物語図屏風』も展示予定。17世紀の作。真珠庵境内には紫式部の産湯として使用したと伝わる井戸が現存しており、紫式部ゆかりの地としても有名

わび茶の祖とされる村田珠光作と伝わる「七五三の庭」


宗和流の始祖・金森宗和が作った茶室「庭玉軒」
DATA
京都市北区紫野大徳寺町52
9:30~15:30受付終了 拝観料/大人¥2,000 ※10/21、11/24〜26は拝観休止
清課堂
天保9(1838)年創業。神社仏閣や煎茶道家元御用達の錫製品を手がける金属工芸品の専門店。磨き仕上げで光沢を出したり、金鎚跡を装飾として生かしたり、表情もさまざまに、ふだんの暮らしに取り入れたい錫製品が見つかる。

酸化、腐食に強い錫製の箸置き。(上から時計回りに)波¥2,200・流水紋¥2,200・わさび¥2,420・さやえんどう¥2,200・八方折敷(はっぽうおしき)3寸5分¥11,000/清課堂


DATA
京都市中京区妙満寺前町462
☎075・231・3661
10:00~18:00 ㊡月曜
essence kyoto
現代作家の器や生活道具、シングルオリジンのオリジナル茶を扱う美しいギャラリー。西﨑さんがお気に入りの督田昌巳さんや森本仁さんをはじめ、シンプルながら作家の独自性を感じる、存在感たっぷりな器が見つかる。

木地に漆や砥粉(とのこ)を使って表情豊かに仕上げた、木工作家・督田昌巳(とくだまさみ)さんのリム皿¥33,000/essence kyoto


DATA
京都市左京区岡崎円勝寺町36の1 2F
☎075・744・0680
11:00~18:00 ㊡月曜(不定休あり)
実伶
お品書きには、旬を感じる割烹料理が50品も並び、目移りしっぱなし。持ち帰りのお弁当には、実伶風ポテトサラダをアレンジしたコロッケや変わりごはんが入っていたり、店で人気のメニューがギュッと詰まっている。

お弁当はできるだけ作りたてを渡せるように、受け取り時間は2部制に(12:00~13:30、17:00~19:00。夏期はお休み、9/20~販売開始)。¥5,400 /実伶


DATA
京都市中京区竹屋町通室町東入亀屋町143の2
☎075・251・2007 17:00~22:30
㊡水曜
居雨
器や工芸を扱う『KYO AMAHARE』の店奥に誕生した蔵の茶房。福岡『万yorozu』の茶司・德淵卓氏が空間や品書等を監修。福井『昆布屋孫兵衛』菓匠・昆布智成氏が菓子を担う。雨音を聞きながらお酒も楽しめる。

(左)ラムベースのアールグレイリキュールが甘く飲みやすい、「和紅茶と黒蜜アールグレイ」・(右)山椒とカモミールが香るかりがね茶を漬け込んだジンを使用。「山椒とカモミールのジントニック」各¥1,650/居雨


What's New
-
感動!Jマダム8人の“極上の旅” フランスで極上シャンパーニュに舌鼓、ドバイで異文化体験を満喫!
アラフィー女性たちの、国内・海外の旅スタイルや実際に泊まってよかったホテルをご紹介。次の旅行の参考に!
旅行&グルメ
2025年7月6日
-
アラフィー100人のリアルな声をお届け!「旅行」をテーマに出かける頻度や目的をリサーチ!
チームJマダムのブログでも大人気のテーマといえば、旅行。国内はもちろん、海外旅行の投稿も日に日に増えている様子。そこで今月は、旅行に出かけるペースやホテル選びのこだわりなど、アラフィー女性たちのリアルな旅行事情を徹底リサーチ!
旅行&グルメ
2025年7月5日
-
【絶対喜ばれる鉄板手みやげ vol.2】もらって本当にうれしかった!エクラ編集部エディター大絶賛のスイーツ5選
Vol.2はエクラの編集者たちがいただいて「これは本当にうれしかった」と語る逸品スイーツをご紹介。味、センス、心遣い――すべてを兼ね備えた名品の数々をお届けします。
旅行&グルメ
2025年7月4日
-
大人の夏旅にふさわしい沖縄離島(古宇利島・宮古島・石垣島)のラグジュアリーホテル5選
心地のよい波音を聞きながら、心も身体もゆるめたい、そんな願いに応えてくれるのが、沖縄離島に点在するラグジュアリーホテル。中でも「古宇利島」「宮古島」「石垣島」は、自然の美しさと洗練された滞在体験が共存する、大人にこそふさわしい旅先。
旅行&グルメ
2025年7月3日
-
【グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ】「地中海と日本の夏」をテーマにした夏メニューがスタート
革新的なイタリア料理を提供する東京・銀座の「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ」。夏のテイスティングメニューのテーマは「地中海と日本の夏」。海、太陽、そして2つの国の料理の伝統と繊細な味わいの融合をぜひ堪能して!
旅行&グルメ
2025年6月27日
Magazine
-
大人を魅了!ピエール アルディの名品バッグ
名品「アルファ」バッグは上品カラーのエクラ別注品も見逃せない
-
読者モデル 華組のZARAコーデ
50代はどう着こなす?ファッションブロガーコーデ集
-
50代におすすめの夏アイテム
人気ファッションアイテムを厳選してご紹介
-
大人のためのヘアスタイル・髪型カタログ
髪のお悩み解決!若々しく見えるヘアスタイル
-
大人のくすみ&しぼみ肌に必要なケアとは?
化粧水の代わりに毎日使える「化粧水フェイスマスク」で保湿!
-
エクラ公式通販の人気アイテムランキング
もう迷わない!50代が買うべき旬の服
-
一度は泊まりたい!高級ホテル・旅館
日常を忘れて至福のときが過ごせる極上の旅へ
-
読者モデル 華組のユニクロ・GUコーデ
真似したい!50代ファッションブロガーの着こなし集
-
50代が真似したいデニムスタイル
進化系“デニム・エレガント”でセンスアップ!
-
涼やかでおしゃれ!50代が若々しく見える「夏のショートヘア」50選
気になる白髪もボリューム不足もアラフィー世代に似合うカットやカラー、パーマで立体感を出して、今どきのこなれ感と若々しさを手に入れて。
-
【50代に人気のヘアスタイル・髪型カタログ】おばさんにならない!ショート・ボブ・ミディアム・ロング別ヘアスタイル
白髪や髪のうねり、薄毛、パサつきなど40代、50代の気になる髪悩みを解消するおすすめヘアスタイルを提案。ショート、ボブ、ミディアム、ロング別ヘアスタイルから知っておきたい最新ヘアケア事情まで、おばさんぽ…
-
カジュアルにもエレガントにも決まる「50代のボブヘア」59選
初夏は涼やかで、軽やかなヘアスタイルを楽しみたい。季節の変化に合わせた髪の扱いや、ファッションに馴染むアレンジができるボブヘアが人気。カジュアルからエレガントまで自在に楽しめる、洗練されたスタイル。
-
夏のおしゃれが楽しくなる!上品に映える50代の「ノースリーブ」6選
夏に着用したい「ノースリーブ」ですが、二の腕のムッチリやタプタプが気になってトライできないと感じる50代女性も多いもの。そこで、今回は二の腕が太く見えないノースリーブとおすすめコーディネートをご紹介♪
-
【50代のワンピースコーデ5選】シンプルになりすぎない!レイヤード&小物使いでこなれ感アップ
涼しくて着映え力抜群のワンピースは夏のおしゃれに欠かせないアイテム。一枚で着ても重ね着をしても素敵に決まる。今回は、そんなワンピースを使った40代・50代読者モデル・華組&チームJマダムコーディネートをご…