季節を愉しむ茶道〜「茶論(さろん)」ワークショップ

11日までのうめだ阪急でのイベント「6日間限りの家政学校 by 中川政七商店」 そこで茶の湯ワークショップに参加しました。
  • ワークショップ案内

  • 栗きんとん

奈良「中川政七商店」の茶道ブランド「茶論」
私が初めて茶道を習ったのは、心斎橋大丸にあった茶論の教室でした。
残念ながら今は奈良のみになりましたが、
今回は梅田、阪急百貨店での催事に参加しました。
午前の部のメンバーは私の他に3人。
奈良町店のお稽古に通っておられる方、
好きなお着物で出かける場が欲しいからという方、
点てるのは初めてという方。
皆さん、今日を楽しみに来られていました。
まずはお皿の主菓子の取り方を教わった後、奈良の「樫舎(かしや)」さんの栗きんとんを。
素材だけではなく、その扱いにもこだわって作られた繊細なお味。美味しい!
「栗以上に栗」という名言も飛び出すほど。
季節を愉しむ茶道〜「茶論(さろん)」ワークショップ_1_2
その後は先生のお点前を拝見。
講師は、心斎橋でもお世話になった西優太廊先生。
まだお若いのですが、流れるような所作に思わず背筋が伸びます。

淹れてくださったお茶を、それぞれ違うお茶碗で頂きます。
赤膚焼(あかはだやき)という乳白色の柔らかな肌と奈良モチーフ。
鹿の絵がなんとも可愛らしいお茶碗でした。
その後、栗の葛餅のあんみつというスペシャルメニューも登場し、
最後に自分でお茶を点てました。
3年ぶりの我が点前…言わずもがなです…
また練習しないと!
  • お茶碗

  • 栗あんみつ

うめだ阪急9階の祝祭広場というオープンスペースで、
一般のお客さんもおられる中、お茶に親しむ。
明るい空間で、和やかに会は進みました。

お茶の時間って楽しんで過ごせたらいいんだな。
西先生は、茶道を楽しんで知ってもらえたら、と言われます。
思えば紅茶や台湾茶、どの先生も「楽しんで」と口にされるんですよね。

正しく、美味しく、きちんと淹れられたら、それに越したことはない。
だけどもっとフランクに、気楽な感じでもいいのかな。
自ら楽しんで、もてなす相手を想う気持ちさえあれば。
久々に触れた茶道で、改めて思いました。

「6日間限りの家政学校 by中川政七商店」は11月11日月曜まで。
「暮らしの愉しみ」をテーマにお茶や道具の販売や、
お正月のしめ飾り、フレーバー番茶作りなどのワークショップなど、
これからの季節に温かい気持ちになれるようなものに出会えます。

「茶論 奈良町店」「中川政七商店 奈良本店」
近鉄奈良駅や興福寺にほど近い「ならまち」
細い路地が続くエリアの風雅な一角に佇むビルにあります。
喫茶では季節のお菓子とお茶、濃茶のアフォガートなどが、
落ち着いた和の空間で頂けます。
茶道体験もありますので、奈良散策の時にはぜひお立ち寄りくださいね。

  • 6日間限りの家政学校

  • 茶論コーナー

私のお手前
yako

yako

大阪府在住。夫と娘の3人家族。おしゃれ、台所仕事、本 etc好きなものを自分の言葉で綴ります。

Instagram:yako_sugar

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