【シンガポール・朝ごはん】現地購入のお土産でカヤトーストモーニングを再現

「ラッフルズホテル シンガポール」のカヤジャムですてきな休日朝食タイム。現地の「YY Kafei Dian 喜園珈琲店」カヤトーストも紹介。
シンガポール発着の海外クルーズ旅で、私が出合った朝ごはん。それは、シンガポール人が愛するカヤトースト。

旅行の楽しみ方の一つといえば、現地ならではの食材や料理を学び、さらに自宅で再現すること。もちろん今回もいつもと同じように、サクッと作ってみましたよ。
アルテック テーブルコーディネート
テーブル替わりは、アルテックの通称パイミオ スツール60(フォレストグリーン+バーチ)×606 サイドテーブル パイミオ。
前記事で紹介した「ラッフルズホテル シンガポール」で購入してきたカヤジャムを使い、カヤトーストに。
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本来であれば、コーヒーは砂糖と練乳入りのコピ(kopi)といきたいところですが......実は奥のブラックコーヒーもシンガポール土産(少しだけ大人価格!)のものなんです。
バシャコーヒー、ショッパー、箱、ボックス、パッケージ
存在感のある佇まい......さすが、コーヒー界のエルメスと謳われるだけありますねぇ~
1910年にモロッコ・マラケシュのダール・エル・バシャ宮殿内で創立された伝統あるコーヒーブランド「バシャコーヒー」。現在では、シンガポールに一番多く店舗展開をしています。以前、シンガポール土産として友人から教えてもらったこともあり、コーヒー好きの家族のためにもドリップバッグタイプを2種購入してきました。


ショッパーやボックス、説明書にいたるまで、なんてゴージャスな! しっかりとした紙質もすばらしく、箱のなかまでキンキラキン。印刷代やコストとか、余計なことを考えてしまう私がいます(笑)
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生産国35カ国以上、最高品質のアラビカ種100%の豆を専門に扱っていることもあり、選びがいも◎ なかには抽出エキスやオイル使って香りづけされた個性的なファインフレーバータイプもあって、驚くほどの種類が揃っています。

珈琲マニアの父からは、豆そのものの味わいを楽しめるシングルオリジンのなかからキューバの「ツルキーノ コーヒー」を頼まれ、私もベーシックなタイプにしたかったので、パプワニューギニアの「シグリエクセレンス コーヒー」をセレクト。


■ツルキーノ コーヒー $32.00(約3,680円)※市内のアイオン・オーチャードで購入
■シグリエクセレンス コーヒー $29.36(約3,376円)※チャンギ空港ターミナル内で購入
( 1SGD=約115円 ※2025年1月現在 )

バシャコーヒー
説明書になかにあるマップも興味深い!
本来であれば、後者の方が品種的には高いはずですが、おそらく免税の関係で空港ターミナルで購入した方が多少はお得かもしれません。

ですが、コーヒールームもあるアイオン・オーチャード店の方が種類をより豊富に感じたので、必ず欲しい指定品種豆がある場合は、街中で買う方が確実かも? しれません。
バシャコーヒー、説明書
代表的なコーヒーの種類が、この説明書一冊にいろいろ紹介されています(何度も読み返したい!)
私が購入した手頃なドリップバッグタイプは、1箱あたり12袋入っているので、一杯あたりの価格はおおよそ300円前後程度。見た目からすこぶるお高そう~に思われがちですが、計算してみたならば、外出先で飲むコーヒーよりもお得だったりします。特にドリップバッグタイプは、ばらまき土産にも活用できるが良いですよね。

バシャコーヒーは、2025年中に日本初の旗艦店を東京・銀座にオープン予定。あのマリアージュフレール銀座本店のお隣という噂も!? ミーハーな日本人代表として、いち早くチェックしに行きたいところです。


カヤトースト 萩焼 バーレイ
トーストの手前はカヤジャム、奥はピーナッツバターです(欲張り~)
コーヒー話で盛り上がってしまいましたが、肝心のカヤトーストモーニングは、我ながらの完成度でご満悦。ラッフルズホテルのカヤジャムの色は穏やかなオリーブグリーン。そのままでペロリと食べてみた味は、仙台銘菓「萩の月」の中身に近しい黄身感強めの風味。遠くにパンダンとココナッツを感じます。

現地によくあるコピティアムのカップ&ソーサーは、ハイビスカス柄なので、ちょっと似たような雰囲気にも見える? 英国陶磁器のバーレイよりグリーンアジアティックフェザンツ柄を合わせ、トーストと温泉卵のうつわには、山口県萩市の萩焼「天龍窯」を選んでいます。
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テーブルはフィンランドのアルテック、うつわは英国のバーレイ、日本の天龍窯と、私の大好きなこだわりアイテムでごちゃごちゃですけれど(フフフ)それも私らしいということで。うつわやテーブルコーディネートなどの話をしだすと、もはや脱線しまくってしまうので、またいつかの機会に改めて。


■本場のカヤトースト、こんな感じでした

【シンガポール・朝ごはん】現地購入のお土産でカヤトーストモーニングを再現_1_10
よくよく見ると、シンガポールならではの「Nutri-Gradeラベル」の記載! 糖分と飽和脂肪の含有量に基づきA~Dの4段階の等級表記だとか(わたくしメモ→このセットはB)
さて、私のカヤトースト朝ごはんをご覧いただいた後に、本場のものを紹介してしまうという、勇気ある流れに拍手を(笑)


こちらのお店は、カヤトーストや海南チキンライスが有名な「YY Kafei Dian 喜園珈琲店」で、あの「ラッフルズホテル シンガポール」から徒歩3分という近さもおすすめポイント。平日は7時半、土日祝日は8時半より営業しているので、朝活がてら、都合の良く利用できるはずです。
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カヤトーストを扱う数あるローカル店舗のなかから、「YY Kafei Dian 喜園珈琲店」を選んだ理由は、他店では薄目で平らなカリッとパンなのに対し、厚切りふかふか山型パンが特徴だったこと。お店の方が網でトースト中にカヤジャムを塗ってくれる様子もカウンター越しにチェックしつつ、期待に胸が高まります。

とろ~りな半熟卵2個に醤油をかけて、カヤトーストを浸しながら食べるともう最高! kopi(コピコーヒー)との三点セットで、$5.5(約632円)とお手頃なのも嬉しい。
【シンガポール・朝ごはん】現地購入のお土産でカヤトーストモーニングを再現_1_12
カヤジャムには、グリーンバージョンとブラウンバージョンが存在するのですが、こちらはブラウンバージョン。グリーンはカヤを作るのに使うパンダンリーフの色で、ブラウンは元祖材料の一つであるブラウンシュガーのカラメルの色だとか(私、ブラウン派だな~と......。)
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カヤトーストは、日本人にも馴染む食べやすさなので、一度は試すべき気軽な朝ごはんセットですよ~とシェアしたく、長い記事になりました。

シンガポール発着クルーズ旅行を予定されている方も、「ラッフルズホテル シンガポール」と一緒にはしごできると思うので、ぜひ旅記録にメモしておいてくださいね。


【MEMO】
シンガポールでは全飲食店の衛生状況に、アルファベット表示(A→B→C→D)が義務付けられているのをご存じでしょうか。こちらは衛生面で管理が行き届いている「A」ランクな点も安心要素のひとつです。


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東京都在住。2000年頃よりWEBサイトやブログを手掛け、一眼レフカメラを相棒に世界中を駆け抜けてきました。“色彩豊かな魅せるカラフル旅”が人生のテーマ。夫婦揃って旅好き&食いしん坊。

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