今年リニューアルオープン！より現代的で軽やかな印象に『リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション』

伝統美と水の融合をテーマに新装グランドオープン

水都大阪の中心地である中之島に立つレジェンドホテル「リーガロイヤルホテル」が、大規模リニューアルを終えて4月1日『リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション』としてグランドオープン。ヴィニェット コレクションは、各ホテルがもつ独自の物語性や価値を大切にする、IHGホテルズ&リゾーツのラグジュアリーブランドだ。

大阪の“顔”としての歴史を刻んできたホテルは、日本を代表する建築家・吉田五十八（いそや）氏により和洋折衷の文化融合をテーマに設計された。今回の大改装では、その遺産を尊重しながら「伝統美と水の融合」をコンセプトに掲げている。新装エントランスを抜けてロビーへ入ると、目に飛び込むのは鮮やかな色彩の大段通「万葉の錦」。鳥模様金蒔絵の柱とともに歴史に敬意を表して継承しつつ、より広々と、新鮮な空間に仕上げている。レセプションでゲストを出迎えるのは、西陣織の老舗「HOSOO」による“ふくらし織”の屛風。レセプションカウンターのガラスアートも、水を思わせる美しさだ。すべての客室も、より現代的で軽やかな印象にリニューアルされた。松浦竜太郎氏が率いる空間デザインチーム「乃村工藝社 RENS」が、新しい水都大阪のイメージを巧みにつくり上げている。

一方で、陶芸家バーナード・リーチの着想を再現した「リーチバー」や水の回廊が流れるメインラウンジはほぼそのまま。新旧の魅力が融合され、さらに快適な滞在ができるようになった『リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション』に、また足を運んでみたい。

「1キングスイートコーナールーム」の客室。上品なピンクをアクセントに配したカラーリング。全室が改装され、川の水面に映るきらめきを思わせる絨毯、水の躍動感を表現した書家・川尾朋子氏作の書が描かれたヘッドボードを備えている。グランド以上の客室には、「箔」を用いたアート作品を設置

ロビーに広がる日本最大級の豪華絢爛な大段通は、そのままに継承

クラブフロア「ロイヤルクラブ」会員専用のレセプション

レセプションの正面の壁に備わる西陣織「HOSOO」による屛風も、水の動きを表現。カウンター下部が手作業で割って仕上げた積層ガラス

民藝を代表する作品も置かれている「リーチバー」

川を見渡すダイニングで、倉員（くらかず）直樹シェフが創作フランス料理を提供する「THE RAY」。1月からヴィーガンコースが登場し、美しさと味でも評判

大阪府大阪市北区中之島5の3の68
☎︎06・6448・1121
全1001室
リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション グランドオープン記念
1キングスイートコーナールーム￥50,000〜（2名1室利用の1室料金、サ込、朝食つき、宿泊税別）
www.rihga.co.jp/osaka