人気の家具がおしゃれに配されたモデルハウス。アルフレックスジャパンが「カーサミア河口湖」をリニューアルオープン

エクラ世代に人気の家具ブランド、アルフレックスジャパンが2025年6月16日に「カーサミア河口湖」をリニューアルオープン。アルフレックスをはじめとする家具が美しく、おしゃれにコーディネートされたモデルハウスの数々はインテリアづくりの参考になること、間違いなしだ。
  • アルフレックスジャパンのモデルハウス「カーサミア河口湖」の外観

  • アルフレックスジャパンのモデルハウス「カーサミア河口湖」の看板

「カーサミア河口湖」は1987年にオープン。「イタリアの人々に学んだ、人間らしい生活のありかた」と「心豊かな暮らし」を体現すべく、当時、イタリアからタイルやレンガなどの建材の一部を取り寄せたり、職人を呼び寄せたりして完成させたライフスタイル体感施設だ。富士山のふもとの緑溢れる4,500坪もの敷地に、サテライトや3棟のモデルハウスなどがゆったりと建てられていて、ショップよりも暮らしに近いイメージで家具に触れ、感じることができる貴重な場として多くの人に愛されてきた。
アルフレックスジャパンのモデルハウス「カーサミア河口湖」
リニューアルにあたり、38年の歳月を経て味わい深く経年変化した建物を生かしつつ、現代のライフスタイルや家族の形に寄り添うよう、内装と間取りをアップデート。それぞれのモデルハウスには、そこに暮らす家族の構成、趣味などが設定され、まるでさっきまで家族が暮らしていたかのような気配が感じられる。家具はもちろん、照明、グリーン、アート、小物類が「うん、こんなふうに暮らしていそう!」と思えるほど細やかに、センスよくしつらえられている。各モデルハウスを「次はどんなインテリアかな?」と巡っていくのは、ちょっぴりお宅訪問気分も味わえてワクワクする体験だ。それぞれのモデルハウスをざっとご紹介する。

個性溢れるモデルハウスで理想の暮らしを体験

・MODEL A:SunLight House

人気の家具がおしゃれに配されたモデルハウス。アルフレックスジャパンが「カーサミア河口湖」をリニューアルオープン_1_3
周囲の緑に馴染むペールグリーンの外壁の爽やかな建物に入ると、軽やかで楽しげなインテリアが迎えてくれる。こちらは料理を作ることも食べることも大好きな40代夫婦と子供1人の家族をイメージした住まい。1階はMolteni&Cのオープンキッチンと、ダイニングやリビングがひと続きとなった明るく開放的な間取りだ。
モデルハウスSunLight Houseのダイニングとリビング
  • モデルハウスSunLight Houseのキッチン

  • モデルハウスSunLight Houseのリビング

  • モデルハウスSunLight Houseのテラス

    個人的に惹かれたのがキッチンと繋がった庭のテラス。「天気のいい週末にこんなテラスでご飯を食べたい!」と妄想が膨らむ。

  • モデルハウスSunLight Houseのテラス

    2階への階段を上がるとトップライトから光が射し込むコージーなスペースが。読書やうたた寝をしたらさぞかし気持ちがよさそう。2階は寝室や子供部屋も。

・MODEL B:Heritage House

MODEL B:Heritage Houseの外観
モデルハウスHeritage Houseのキッチン
  • モデルハウスHeritage Houseのリビング

  • モデルハウスHeritage Houseのダイニング

ゆったりとした2階建ての建物のB棟は、仕事も子育ても終え、セカンドライフを楽しむ60代夫婦の家をイメージ。1階は来客をもてなす社交スペース、2階はプライベートスペースとフロアごとに分けられている。オープン当時のままのスタッコ塗りの壁やヘリンボーン貼りのフローリングなど、内装の一部を生かしつつ、ジオ・ポンティをはじめとする名デザイナー達によるMolteni&Cの家具が置かれている。キッチンは、美しい天然石の天板を用いたMolteni&Cのキッチン。モダンとクラシックが絶妙にミックスされたインテリアは、まるでイタリアの邸宅のよう。経年変化で味わい深くなった内装に名作家具がスッと馴染んでいて、とても落ち着く空間だ。
  • ジオ・ポンティのチェア「D.154.2」などの名作家具

    一部に38年前のままの床や壁を残した内装。ジオ・ポンティのチェア「D.154.2」などの名作家具が映える。

  • Molteni&Cのシステム収納が設置されている寝室

    2階には寝室やクローゼットが。「こんなクローゼットがあったら!」と憧れる、 Molteni&Cのシステム収納が贅沢に設置されている。

・MODEL C: Terraced House

MODEL C: Terraced Houseの外観
日本ではなかなか見られない、とても雰囲気のある2棟が繋がったテラスハウス。2棟のうち「CHIC」は50代夫婦と子供2人のためのウィークエンドハウス、「POP」は30代カップルの住まいをイメージしている。こちらも床のテラコッタタイルやスタッコ塗装の壁、リビングの暖炉など、趣きのある38年前の内装を一部残し、キッチン(CHICのみ)、家具やアート、小物などで今の暮らしへとアップデート。

A棟「CHIC」

  • A棟「CHIC」のリビング

  • A棟「CHIC」のリビング

50代夫婦と子供2人のためのウィークエンドハウスをイメージ。暖炉を囲むリビング、ソファ・マレンコに座って本に没頭できるライブラリーコーナーなどのある、週末を静かに過ごすための温かみのある空間。ウォルナットの家具やプリミティブな小物、ラグが彩りを添える。キッチンは使い勝手が良く、料理時間が楽しくなりそうなMolteni&Cのモダンなキッチンだ。
  • A棟「CHIC」のダイニング

  • A棟「CHIC」のリビング

B棟「POP」

レトロモダンな雰囲気のB棟「POP」
30代カップルの住まいをイメージ。経年変化した内装に、丸みをおびたモダンで軽やかな家具、カラフルで心浮きたつアート、ファブリックのポップな色づかいが生き生きと映える。少し懐かしさも感じるレトロモダンなインテリア。
  • B棟「POP」のダイニング

  • B棟「POP」の寝室

・Satellite

サテライト棟は、1階に圧巻のアートが迎えてくれる「Welcome Gallery」、ソファづくりなどにおけるサステナブルな取り組みをわかりやすく展示説明する「Showcase」が、2階にはガーデンを眺められるテラスやキッチンラウンジなどがある。お天気がよければ、ぜひテラスに座って寛いでみて。アウトドアリビングの心地よさを体感できるはず。
  • モデルハウスSatelliteのリビング

  • モデルハウスSatelliteの外観

アルフレックスジャパンのモデルハウス「カーサミア河口湖」

要予約で誰でも見学可能。ドライブがてら気軽に訪れてみて

「カーサミア河口湖」ではリニューアルオープンと同時に一般の見学受付もスタート。
セカンドライフに向けて、暮らす場所、家、ライフスタイルを改めて考えてみたいというエクラ世代こそ、ぜひ訪れて欲しい。「こう暮らしたい」という漠然としたイメージが、見学をきっかけに少しクリアになったり、「上質な家具やアートに囲まれた暮らしのときめき」「自然に囲まれた暮らしのすがすがしさ」……など、人生を重ねてきたエクラ世代だからこその気づきがたくさんあるはず。セカンドライフに向けて「家具を少しアップデートしたい」という人はもちろん、「家具を買う予定はないのだけれど」という人も、これからの暮らしを豊かに充実させるためのヒントがきっとあるはずだ。

【イべント】 カーサミア河口湖 オープンデー

誰でも参加できる自由観覧スタイルのオープンデー(事前予約制)も。下記日程以降、不定期で開催予定。詳細はWEBサイトをチェック。

■ 日時 2025年8月29日(金) 12:30~16:30 (14:00最終受付) 

■ アクセス 中央自動車道 河口湖I.Cから 車で約15分。

東名高速道 御殿場I.C.経由、東富士五湖道路 富士吉田I.Cから車で約15分。 

■ 定員 30名  ※多数の場合は抽選

■ 参加費 無料

■ 予約方法 WEBサイトにて。

https://www.arflex.co.jp/casamia-kawaguchi-ko/ 

取材・文/鈴木奈代
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