【初のソロ写真集発売!】Hey! Sɑy! JUMP 中島裕翔さんスペシャルインタビュー
約8年以上にわたりメンズノンノのレギュラーモデルを務めてきたHey! Sɑy! JUMPの中島裕翔さんが、卒業を記念して集大成とも言えるソロ写真集を発売。被写体として、フォトグラファーとして、作品に込めた想いについて聞いた。
「こうじゃなきゃ」より、「今そこにある自分」を受け入れる
被写体としての写真はもちろん、カメラ好きとしても知られる中島裕翔さんが撮影した作品も収められた写真集のタイトルは、『Hue I am』。色相を意味する“Hue”(ヒュー)という単語、そして“Who I am”を思わせる響きにふさわしく、アイドル、俳優、モデルとして多彩な表現に挑んできた彼が自分らしさを詰め込んだ一冊だ。
「観測される対象として、周りの人によって決められるアイデンティティもあると思うんです。だから自分はこうじゃなきゃいけないと考えるよりも、今あるこの自分が僕なんだと受け入れることも必要なのかなと思っています。人間は矛盾している生き物だから、あれも好きだし、こっちも好きだと思う世界線もある。ジャズも聴けばロックも聴く、ということでいいのかなと思っているんです。僕の場合は俳優の仕事をしている期間に久々にステージでアイドルをやっていると、俺ってどうしてたっけ? という感覚に陥ることがあって。でもそれも含めて自分なんだと受け止めることが大事なんじゃないかなと思っています」
写真集を刊行することについて、「僕が写っている写真や撮ったもので人をエンターテインすることも、自分がいる意義だと思っています」と話す。撮り下ろしのパートでは、信頼するチームとともにロンドンへ。いくつもの今の素顔が切り取られている。
「劇場がたくさんある街ということと、シネマティックな写真が撮れそうと考えて、初めてロンドンに行かせてもらいました。雨が多いイメージだったのですが、滞在中は本当にずっと晴れていたんです。想像していたよりも活発な印象を受けましたし、ピカデリーサーカスを歩いたり、パブでの食事も楽しみました。ロンドンという場所にはブリティッシュ英語で言うところのPosh=上品なイメージを持っていたのですが、歴史的な建造物の隣に近代的なキラキラした建物もあって、混在しているところが面白かったですね」
「劇場がたくさんある街ということと、シネマティックな写真が撮れそうと考えて、初めてロンドンに行かせてもらいました。雨が多いイメージだったのですが、滞在中は本当にずっと晴れていたんです。想像していたよりも活発な印象を受けましたし、ピカデリーサーカスを歩いたり、パブでの食事も楽しみました。ロンドンという場所にはブリティッシュ英語で言うところのPosh=上品なイメージを持っていたのですが、歴史的な建造物の隣に近代的なキラキラした建物もあって、混在しているところが面白かったですね」
モデルとしての経験が、表現の幅を広げてくれる
モデルとしてのオンの顔を撮影したパートも収められ、メンズノンノのアーカイブのセレクトにあたってはインスタグラムでファンから意見を募るという試みも。モデルとしての確かな歩みや成長をたどることで、今の彼をかたち作る背景が見えてくる。
「やっぱりファンの方たちはこういう写真が好きなんだなというものもあれば、意外とこれが刺さるんだ! みたいなものもあって(笑)。皆さんの意見を参考にしつつ、お気に入りを選びました。 自分の思い出に残っている号もあるので、振り返ることは楽しい作業でした。メンズノンノの撮影では服をどう見せるかを第一に考えていたので、そこで培った技術をほかでも活かせるようになったと思います。グループのアーティスト写真やジャケット写真を撮影するときも、どんな衣装を着るのか、シチュエーションやヘアメイクはどんな感じなのかを確認するようになりました。ちょっとした手間をかけてビジョンを理解すれば、そこに馴染むこともはみ出すこともできるんですよね。そこが8年の間で一番変わったところかなと思っています」
「やっぱりファンの方たちはこういう写真が好きなんだなというものもあれば、意外とこれが刺さるんだ! みたいなものもあって(笑)。皆さんの意見を参考にしつつ、お気に入りを選びました。 自分の思い出に残っている号もあるので、振り返ることは楽しい作業でした。メンズノンノの撮影では服をどう見せるかを第一に考えていたので、そこで培った技術をほかでも活かせるようになったと思います。グループのアーティスト写真やジャケット写真を撮影するときも、どんな衣装を着るのか、シチュエーションやヘアメイクはどんな感じなのかを確認するようになりました。ちょっとした手間をかけてビジョンを理解すれば、そこに馴染むこともはみ出すこともできるんですよね。そこが8年の間で一番変わったところかなと思っています」
豊かな感性を生かして制作のプロセスに携わり、チームでのもの作りを楽しみながら、これまでと未来をつなぐような一冊を完成させた。
「完成形のイメージに向かって進んでいくと、想像していなかったサプライズ的なことが起こって変化していく。それがすごく楽しかったですね。ドラマや映画、舞台と同じように自分ひとりでは何もできないし、たくさんの人の力を集結してものを作っていることを実感する瞬間は本当にワクワクします。そういう空気が好きだからこそ、この写真集もいいチームワークで作れたんじゃないかなと思っています」
「完成形のイメージに向かって進んでいくと、想像していなかったサプライズ的なことが起こって変化していく。それがすごく楽しかったですね。ドラマや映画、舞台と同じように自分ひとりでは何もできないし、たくさんの人の力を集結してものを作っていることを実感する瞬間は本当にワクワクします。そういう空気が好きだからこそ、この写真集もいいチームワークで作れたんじゃないかなと思っています」
ジャケット¥38,500・パンツ¥26,400(ともにリーバイス® ブルータブ™)/リーバイ・ストラウス ジャパン ニット¥30,800(サスクワァッチファブリックス)/ドワグラフ その他/スタイリスト私物
中島裕翔
なかじま ゆうと●‘93年、東京都生まれ。’07年にHey! Sɑy! JUMPのメンバーとしてCDデビュー。以来、アイドルとしての活動以外にも俳優、モデルと活躍の場を広げ、テレビや映画、舞台で多彩な表情を見せる。俳優としての近年の出演作に、ドラマ『秘密〜THE TOP SECRET〜』、映画『#マンホール』『366日』などがある。現在、舞台『みんな鳥になって』に出演中。
中島裕翔1st写真集 「Hue I am」
レギュラーモデルとして約8年間活躍してきた「メンズノンノ」から、’25年12月号をもってついに卒業。その記念として、中島さんにとって初めてとなるスペシャルなソロ写真集を発売。ロンドンを中心としたロケによる撮りおろし、撮影からセレクト、解説まですべて自らが手掛けた写真パート、約8年分のバックナンバーから選んだアーカイブ、そしてインタビューなど、中島さんの「今」をすべて詰め込んだ大ボリュームの1冊に。8年間の集大成と言える、メモリアルな内容は必見!8月6日発売。¥5,500(集英社)
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