身のまわりに実例あり!かっこよき“年上女性”ってこんな人

最近、年下女子との付き合い方が気になるエクラ世代も多いのでは? 年下女子といい関係と築くための極意とは? 心にとめておきたい4つの心得をジェーンさん・原田さんからのアドバイスと、年下女子へのアンケートから紐解きます。
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3.今のアラフィーはかつてなく若い

 魅力的だと思うエクラ世代の特徴について年下女子にアンケートしてみると、「いつもポジティブで、年齢を感じさせないかっこよさがある」(41歳)、「若づくりじゃないのに、今っぽくてTPOに合った着こなし。参考にしたい」(42歳)など、若々しさやセンスを評価する声が多い。
「かつての50代は『出世のために上司と付き合おう』とか『成熟した大人になりたい』とか、常に上の世代に目を向けていました。ところがエクラ世代は、若者の心をもち続けて母娘で同じファッションを楽しんだり、話題のお店や人気アプリなど流は行やりものにも敏感です。なんのためらいもなく若者のライフスタイルに同化できるのは、もはや“世代の才能”といえるかもしれません。その若々しいメンタリティを、ぜひビジネスシーンやコミュニティで生かしてください」(原田さん)

4.「お姉さま」より「お姉ちゃん」でいよう

高い理想を掲げて生きてきたエクラ世代は、年下女子との付き合いでも、サラリと振る舞えて完璧に対応できる自分を求めがち。その思考に問題アリ!とジェーンさん。
「総じて『うまくやろう』『オバサンと思われたくない』『同世代のように付き合いたい』という思いがあるから、うまくいかないと感じるのでは?この3つを捨てれば、たとえギャップを感じても楽しめるはず。相手が気疲れするお姉さま役ではなく、年下女子の話をじっくり聞いて不安を解消してあげられる、いざというときに頼りになるお姉ちゃん役をちゃんとやることですね」
「若いころの失敗談を交えて明るく励ましてくれると、ついていきたくなります」(22歳)。なるほど!!

【年下女子の証言! こんな年上女性がステキ!】

「50代の先輩社員を尊敬しています! 職場の飲み会で、40代の先輩男性が偉そうにしていると、私の隣にサッと来て、男性が私の横に来ないようにガードしてくれました。それも、『助けにきました!』感がいっさいなく、さりげなく、たまたま横に座った感じでブロックしてくれたとわ
かり、先輩のような女性になりたいと思いました」(38歳)

アドバイスをくれたのは…

コラムニスト ジェーン・スーさん
作詞家、ラジオパーソナリティ、コラムニスト。『今夜もカネで解決だ』『女の甲冑(かっちゅう)、着たり脱いだり毎日が戦なり。』ほか著書多数。

マーケティングアナリスト 原田曜平さん
慶應義塾大学卒業後、博報堂に入社。若者研究を専門に商品開発などを行う。近著は『力を引き出す「ゆとり世代」の伸ばし方』(共著)。
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