ホテル王サーキーズ ブラザーズの傑作 、 マジャパヒト スラバヤ 【インドネシアのお薦めホテル】

夏は晴天のインドネシアへ、増島 実が迷わず選んだホテル15ー⑤

2018年7月20日
激動の歴史を生き抜いた麗しき白亜のホテル
オランダ統治時代の要所であったスラバヤには、歴史的な建造物が多く点在する。その中で最も有名でひときわ美しく、またスラバヤ市民たちの誇りでもあるのが、ホテル・マジャパヒトだ。1910年に建てられて以来、オランダ統治時代はオランジェホテル、日本侵攻時は大和ホテルとして使われ、インドネシア独立戦争時には激戦だった「スラバヤの戦い」の舞台のひとつでもあった。独立を勝ち取ったシンボルでもある当時の国旗は、今もホテルに掲げられている。

ソフィテル マジャパヒト スラバヤ

優美な曲線と直線が絶妙にマッチする正面の建物は当時のボールルーム。
歴史的なコロニアルホテルであるマジャパヒト・ホテルは、ラッフルズホテルを創設したルーカス・マーティン・サーキーズによって当時の贅を尽くして建てられた。アンティークタイルや幾何学模様の壁など建物内のあちこちに見受けられる細かい意匠や、豪華なシャンデリアなどの調度品が、今も美しく保存されている。トロピカルガーデンを囲むように建つ白亜の建物に並ぶ客室は、ボトムカテゴリのクラシックスイートでも44㎡の広さを持つ。また東南アジアで最も広く豪華だと言われるプレジデンシャルスイートには、歴代の大統領やチャーリー・チャップリンも宿泊した。創業当時の面影を壊さないようにリノベーションを重ねてきたこのホテルは、激動の歴史を駆け抜け終わった今、大切に丁寧に育まれて来た愛情で満たされている。
スラバヤの繁華街であるトゥンジュガン通り沿いに立つ。近くにはショッピングセンターもあり便利な立地だ。
  • ステンドグラスからこぼれる灯りが美しいロビーラウンジでは、アフターヌーンティーも楽しめる。
  • 2階建ての建物にぐるりと巡らされた回廊を歩くのも楽しい。
  • ロビーラウンジの一角。アーチ型の窓とステンドグラスは創業当時のまま保存されている。
  • マジャパヒト・レジェンダリー・スイートのバスルーム。白黒の格子タイルがクラシカル。
  • マジャパヒト・レジェンダリー・スイートのベッドルーム。年代物の貴重な家具が使われている。
  • 敷地内は表通りの喧騒を感じさせない静けさに満たされている。

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中国人街の市場へ続く路地。古びたオランダ風の建物も残り、買い物の人々で大混雑。果たして10年後も、この猥雑さを見る事ができるのだろうか?
旧市街の市場は現地の食材であふれかえる。様々な種類の唐辛子が並ぶのは、スパイシーな味付けを好むスラバヤらしい風景。

近くの市場で仕入れた魚を行商する人。4つの篭はそれぞれ違う種類の魚が入っているそうだ。それにしても30Kgはありそう。
庶民の足である自転車タクシーのベチャは、旧市街の散策にもってこいの交通手段。ゆっくりとしたスピードで路地を巡ってくれるのがいい。
Hotel Majapahit

Jl. Tunjungan No.65, Surabaya
全143室 ¥7562~(料金は、最安値の一例)
スラバヤのジュアンダ空港から車で45分
www.hotel-majapahit.com

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