好みと用途で選ぶ、人柄を表す履きもの ない藤

2016年9月27日
京都の文化を支える職人技の仕事には、ハイブランドにも負けない美意識と存在感が。eclat世代こそ持っていたい逸品が手に入る京の名店をご紹介。
鼻緒の先の紅が粋な白丹頂草履¥90,000

最上の足もと

花街の芸舞妓さんをはじめ、きもの好きの間でつとに有名な履きもののお店『ない藤』。「その人に合ったものしかつくらない」を信条として貫き、好みと用途に合うものを見立て、顔の肌映りのよい草履を選んでくれる。古風なウインドーに並ぶ品物はすべて見本で、お客一人ひとりとじっくり話をし、足型の寸法から鼻緒や台を選び、仕立てるまでの注文生産のかたちをとる。盛装ならば白、ふだんならば黒をひとつの目安に、色がそろっているほうが静かに見えるとのこと。控えめな組み合わせに京都らしいわきまえた静かな美がある。
  • ひと味違った京履きものが求められる、明治8(1875)年創業の履きもの店。肌映りがよく、履き心地のよい一生ものが手に入る
  • 鼻緒ひとつをとっても布や革などの異なる素材があり、台の形もさまざま 
☎075・541・7110 
京都市東山区祇園縄手四条下ル
10:00~18:30 不定休

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