器文化の発信地京都で洗練の品に出会う 梶古美術

2016年9月27日
京都の文化を支える職人技の仕事には、ハイブランドにも負けない美意識と存在感が。eclat世代こそ持っていたい逸品が手に入る京の名店をご紹介。
紫交趾菱形菓子器(永樂即全作)¥160,000

美しき古い器

骨董好き、器好きにとって京都はとても魅力的な街。茶道具や古道具などいろいろあるが、飾ってよし、使ってよしの器が京都には目移りするほどある。ここ『梶古美術』は京焼をはじめ全国で目利きした時代ものを扱う、地元の料理人にも一目置かれ、信頼を寄せられている古美術商。歴代の樂家や永樂家の器、仁清(にんせい)、乾山(けんざん)、中国の古染付、比較的新しい時代のものであれば北大路魯山人や河井寛次郎もコレクションし、分け隔てなく扱っている。さらに店内に並ぶ器にはすべて時代やつくり手、値段が表記されているので、器の情報が把握でき、点数も豊富。「文化の発信地として多様な作品が生み出され、それはまるで最先端のファッションのようです」と主人の梶高明さん。アドバイスを受け見直すと、交趾(こうち) の気品立つ紫、粉引の肌合い、古九谷の余白の美にすっと目がとまる。更紗や古木を使ったセンスいいディスプレイも必見。
  • 赤楽丸向付5客組(樂宗入作)¥270,000
  • 古染付山水図中皿5客組¥80,000 
  • (手前)色絵古九谷蔦文皿¥105,000、(奥)色絵古九谷甘手花蝶文皿¥95,000
  • 粉引平皿¥55,000
☎075・561・4114
京都市東山区新門前通東大路西入ル梅本町260 
10:00~18:00 無休

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