祇園仕込みの華のある料理を 月ごとの趣向で魅了 祇園 いわさ起

2016年10月1日
eclat10月号では、京都特集を掲載中。名店で研鑽を積んだ新鋭が切り盛りする、1万円前後の個性的なお店が京都通の間で話題に。予約の取れる今が行き時!
料理はすべて¥12,000のコースから。カマスの小袖寿司、干しぶどうのカステラ、車海老旨煮、鮎背ごし唐揚げなどを盛り合わせた先八寸
 花街の風情を色濃く残す祇園町南側に誕生した割烹。料理人歴26年の岩﨑道一さんがカウンターに立ち、長年培った経験と技を駆使した熟練の味で楽しませてくれる。「見て美しく、食べておいしい、祇園らしい料理を大事にしています。できるかぎりお客さまに近いカウンターで作り、料理する様子も楽しんでいただきたい」。
 昼夜とも献立は月ごとに替え、歳時や節句がコースのテーマとなる。なかでも最初に登場する先八寸は盛り込みや器使いに華やかな演出があり、その時季のおいしいものをギュッと凝縮。9月は「秋音」や「名月」の趣向で、笛の蓋物には秋野菜や塩鴨ロースなどを盛り合わせ、金の丸皿にはカマスの小袖寿司、ガラスの器にはおひたしを盛るなど、秋の景色を彷彿とさせる。煮物椀は満月に見立てたウニ豆腐と松茸、炊き合わせには鱧と茄子を使い、はしり、旬、名残の食材で初秋の気配を存分に楽しませてくれる。
  • 鱧のだしで炊いた「鱧落としと茄子のオランダ煮」。二枚落としにした鱧と揚げた秋茄子の滋味深い炊き合わせ。写真は3人前
  • 月見の趣向の「満月うに豆腐と松茸の煮物椀」。豆腐を月、松茸を大地、芽ねぎをすすきに見立てた、目と舌で味わう一品
  • 飲食店激戦区の一角に、この4月にオープン。カウンターのほか、テーブル席も
☎075・531・0533
京都市東山区祇園町南側570の183
11:30~14:00(入店)、17:30~20:00(入店)
不定休
カウンター7~9席、テーブル4~5席 カード不可 要予約
昼のコース¥5,000、夜のコース¥12,000~

What's New新着記事

FEATURE
ランキング