上司や取引先にも! そつない“一筆箋”の書き方【オフィス編】

Eメール全盛の昨今、受け取るとうれしくなるのが手書きのメッセージ。そんな中、手紙ほど重苦しくなく、気軽に使えるという理由で愛用者が増えている「一筆箋」。職場ではメールが主と言っても、書類や贈答品など「現物」のやりとりも多いもの。オフィスでも気軽に使える一筆箋の文例を専門家がチョイス。

もっと一筆箋上手になるために「敬語のミスを減らしておく」

ふだん使っていないと間違いやすいのが敬語。つまずきがちな言葉は、ときどき用法をチェックしておきたい。
1.「見る」
× 見させていただく
○ 見せていただく、拝見する

2.「とんでもない」
× とんでもございません
○ とんでもないことでございます

3.「参る」と「うかがう」の違い
→話題にしている訪問先を立てるときは「うかがう」。

○ 明日は御社にうかがいます。
○ そのあとB社にもうかがいます。
× 明日は御社に参ります。
○ 明日は夫の実家に参ります。
教えてくれたのは…
手紙文化振興協会代表理事
むらかみかずこさん

新聞・雑誌等を通して、心が通じる手紙の書き方や楽しみ方を発信するとともに、手紙の書き方アドバイザー認定講座を行うなど、講師の育成にも取り組む。『一生使える、一筆箋の美しいマナーと言葉』など著書多数。

「一筆箋」 記事一覧

  • 家族や友人にまごころを送りたい! 心温まる“一筆箋” 【プライベート編】

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