実は穴場の鴨川沿いで花見弁当を【「京都」桜にまつわる10の愉しみ】

あえて名所に行かずとも、町の至る所に花見の穴場がある京都。地元の人が愛してやまない鴨川は、気軽に散策しながら桜を楽しめる。花咲く川畔で日本酒とともに味わいたい花見弁当をご紹介します。

実は穴場。鴨川沿いで日本酒と花見弁当

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矢尾治

各宗派総本山の精進料理を請け負う創業150年の仕出し店。さまざまな折詰があるが、写真は自家製胡麻豆腐、春野菜の煮物やあえ物、麩の揚げ物や田楽、筍ごはんなどを詰め合わせた「春のお精進」。動物性の素材は使わず、優しい味つけとていねいな仕事にしみじみと春が感じられる。一折¥3,000。3日前までに要予約。


【DATA】

京都市下京区高辻堀川町358
☎075・841・2144
8:00~18:00
不定休

精進折詰¥2,000~。一折から注文可、3日前までに要予約

おなかを軽く満たしてくれるむしやしない(軽食)の「麩すし」。利休麩にじっくり味を含ませ、玄米と白米を合わせておこわ風に炊き上げた寿司めしには柚餅子(ゆべし)を加えている。別添えのクミンをのせて味わうと異なる風味が生まれ、お酒を誘う味に。5 個入り¥1,500。数量に限りがあるので前日までに予約がベター。


【DATA】

京都市東山区祇園町南側570の210
☎075・532・0910
11:00~18:00
㊡日曜(日曜が祝祭日の場合は月曜)
麩すしは¥1,500。数量に限りがあるので前日までに予約をおすすめ

紫野和久傳 堺町店

人気料亭の味を一折に詰めた「鯛ちらし」¥2,916。鯛の薄造りをたっぷりごはんにのせた鯛ちらしに、煮炊きした春野菜の筍、わらび、菜種、一寸豆などを詰め合わせ、見た目も薄ピンクの桜色に。前日までに要予約。花見酒にぴったりの「青竹酒」は青竹と猪口、お酒のセットで¥8,100(すべて税込)。


【DATA】

京都市中京区堺町通御池下ル東側
☎075・223・3600
10:00~19:30
無休
鯛ちらし¥2,916。一折から注文可、前日までに要予約。月曜(祝日の場合火曜)は受け取り不可

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