このうえなく贅沢な時間がここに!絶景とワインの至福の宿 五選

この世で最上の美を追求すると行きつくのが、自然の美しさ。絶景の呼び声高い風景を前に、美味とワインを味わう――。今、注目の大人が満足できる厳選宿をご紹介。

2.清らかな渓流を眺めながらディナー前のアペロを楽しむ

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

奥入瀬渓流沿いに立つ唯一のホテルが『星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル』。四季折々、奥入瀬渓流の魅力を主軸にした滞在スタイルを提案するリゾートだ。ここに、’19年5月、フランス料理レストラン「Sonore」(ソノール)が誕生。渓流を眺めながら食前酒とおつまみをいただける“渓流アペロ”も楽しめるようになった。渓流に面したテラスの椅子に腰かけて、ワインをはじめとする好みの食前酒を一杯。夕日にきらめく渓流を眺めながら、深閑とした天然林を間近にすると、自然に溶けゆく心地よさがじんわりとしみてくる。続いてのコース料理は、屋内のダイニングで。アペロの余韻をうまくコース料理へとつなぐメニュー構成で、室内にいても、奥入瀬の自然に抱かれている気分に包まれる。料理長は、『星のや竹富島』でも腕をふるった斉藤春樹氏。ソムリエは、軽井沢の「ブレストンコート ユカワタン」にも在籍した鈴木良隆氏。青森産のりんごや南部せんべいなどを巧みに用いつつも王道を思わせるフレンチに、銘醸ワインを合わせていただくと、新しい青森の魅力に出会えるはずだ。
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十和田八幡平国立公園内、十和田湖から流れ出す奥入瀬川がホテルのある焼山までたどりつく約14㎞が、奥入瀬渓流。カツラ、トチノキ、サワグルミなどの天然林の中、個性ある滝や絵になる流れの名所が続く。「雲井の滝」は、数ある有名スポットのひとつ
渓流アペロは、まずは、おつまみに生ハムとオリーブのフィナンシェ、ソーモンフュメとそば粉のガレットを。素材も味わいも驚きとうれしいおいしさの連続。厳冬期には、アペロは室内で。
夏のメイン料理から「仔鳩と鮑のトゥルト 鮑の肝のサルミソース」。メニューは時期により異なる。
木や石を用いた「Sonore」の内装
東館ロビーにしつらえられた高さ8.5mのブロンズ製の大暖炉は、岡本太郎作「森の神話」。人気のフォトスポットだ。ロビーは昨年改装されて、さらに居心地よくなった
青森産のシードルなども、多種が販売されている

青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231 全187室

☎0570・073・022(星野リゾート予約センター)

¥20,000〜(2名1室利用の1名1泊料金、税・サ別、夕・朝食つき) 

渓流アペロを含む、「Sonore」のディナーは、1名¥15,000(税・サ別)

https://www.oirase-keiryuu.jp/

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