ウワサの運転支援技術で行ってきました! 日産『スカイライン』で箱根・女子旅

クルマがあれば自由にどこにでも行ける! 新型スカイラインの運転支援システム「プロパイロット2.0」にたよれば、女子旅だってラクチンかも⁉ 実際に乗ってみたら、思った以上に…♡
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「温泉でも行ってのんびりしたいよね」

このところ女友達と会えば、こんな会話。家族のために日々心を砕いてきた日常から、はたまた身を尽くしてきた仕事から、たまには解放されたい。趣味のあう気心の知れた女友達と、クルマで気ままに温泉でも……。

問題は、運転をどうするのかということ。友達はペーパードライバーでアテにできず。自分はご近所でしか運転してないから、高速道路や知らない道はちょっと不安。

そんなときウワサで聞いたのが、日産「スカイライン」に搭載された運転支援システム「プロパイロット2.0」のこと。運転支援があるならドライブもラクチンかも。そんなクルマがあるなら乗ってみたい! というわけで、女友達とふたり、箱根ー小田原1泊2日の気ままな旅に行ってきた。
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ハイブリッド車ならではの静かでスムーズな走り出しで、ラグジュアリーなドライブになりそうな予感。おしゃべりを楽しみながら、ウキウキした気分で東京から御殿場を目指して東名高速道路をひた走る。渋滞もないし、そろそろ運転支援にトライ!
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運転支援に関するスイッチは、ハンドルの右側に集中。この中の青いスイッチを親指で押し、さらに「CANCEL」ボタンを押し下げる2アクションで、「プロパイロット2.0」が発動する。これなら間違って青いボタンに触れてしまっても安心だ。

目の前のインパネに、周辺のクルマの位置関係や速度などの情報が表示される。おお、正面のフロントガラスにも簡易情報が浮き上がって見えるじゃないか! これは見やすくて便利。なにやら近未来な世界観に、子どものように心が躍る。
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運転支援モードの表示が、白から緑に変わった(写真左)。緑は、ペダル操作をしなくても前方のクルマに合わせて速度を加減し、車線をはみ出さないように走行するモード。ハンドルに手は添えているけれど、ちゃんとカーブに合わせて「スカイライン」が走ってくれる。おっかなびっくりだった運転支援だけれど、なんだか楽しくなってくる。

しばらくすると、周りの状況から「今なら大丈夫!」と判断したようで、表示が緑から青に変化した(写真右)。青はハンドルから手を放してもOKなモードだ。いよいよきた! ここからが先進運転支援システム「プロパイロット2.0」の真骨頂、国産車初と言われるハンズオフ走行! ……と、アラフィー女子ふたりで大いに盛り上がったものの、ただいま高速道路を走行中。いざとなると、ハンドルを手放すのはさすがに気後れする。ハンドルを放す=クルマに身を預けるということで、はっきり言って、コワい……。
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ええい! ウン十年生きてきて、もうコワいものなんてないはず! 勇気を振り絞って、パッと手を放した。ほんの一瞬だけれど心臓はバクバク、緊張で手のひらがじっとり。

でも「スカイライン」は何事もなかったかのように走行中。ちゃんと前のクルマとの車間距離を適切にとり、車線をはみ出すこともなく、安定感のある落ち着いた走りを見せてくれる。

そのうえ、まわりの状況が許せば“車線変更OK”の表示が出て、スイッチを押せば、ウインカーを出す→タイミングをはかって車線を変更→ウインカーを止めることまでシステムが判断してくれる。実際に車線変更するときはハンドルに手を添える必要があるけど、サポートしてくれるだけでも心強い!

運転支援に慣れてくると、ずっと気を張っていなくてもいいから本当にラクチン。リラックスしすぎて、うっかりハンドルから手を放したままよそ見をしていると、そんな無謀なドライバーをちゃんとカメラがとらえ、前を見るように警告音を発してくる。思わず、「あ、ごめん!」と謝ってしまって、一同爆笑。

エライ! エライよ「スカイライン」。人間がクルマを制御するのではなくて、人間とクルマが対話しながらドライブしているみたい。もうただのクルマじゃなくて、旅の相棒とでも呼びたくなってくる。
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御殿場インターチェンジで高速道路を降り、片側一車線の山道へ。ところどころ渋滞していたけれど、運転支援の緑モードが入っているからちっとも苦じゃない。前のクルマの動きに合わせて車間を取りつつ、「スカイライン」が自主的に走ってくれるから。ランチに何を食べようか、宿に着いたら何をしようかと心がはずむ。

途中で、箱根・仙石原にある瀟洒な洋館のイタリアンレストラン「アルベルゴバンブー」(写真右)でランチをいただき、さらに山道を進んで、現代アーティスト・杉本博司氏がプロデュースした話題のスポット「小田原文化財団 江之浦測候所」(写真左)へ。海をのぞむ広大な敷地に、舞台や建築物、歴史的遺物などを自然と一体となるように配した、知る人ぞ知るアートスポット。最寄りのローカル駅から徒歩40分という立地だけれど、クルマがあれば門の前までスムーズにたどり着ける。 
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さらにドライブを楽しみ、今夜の宿である「鶴巻温泉 元湯 陣屋」に到着。約1万坪にも及ぶ緑濃い庭園に離れのような造りの客室がゆったりと建てられた、ラグジュアリーの極みをいく老舗旅館だ。美しくおいしい和食を堪能し、風情ある露天風呂を満喫。ああ、これぞ至福。クルマがあれば、隠れ家のようにひっそりと佇むこんな宿にも気軽に行けるのがうれしい。

すでにそんなクルマライフを実践しているアラフィー女子は多いようで、何組ものグループが日帰りで昼会席を楽しんでいた。駐車場に並ぶのは、品川や横浜などクルマで1~2時間の近隣都市のナンバーばかり。そうか、こんな非日常の楽しみ方があったなんて!
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帰りの高速道路は、もちろんハンズオフの運転支援でラクラク。さすがに二日目になればすっかり慣れたもので、ハンドルから手を放してもちっとも怖くない。アクセルもブレーキもハンドル操作も、何もしなくても「スカイライン」が連れて行ってくれる。  

こんなにラクチンなドライブなら、遠乗りでも気軽に出かけられる。さてと、次はどこへ行こうか。   
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今回私たちが試乗したのは、2019年秋に発売された新型「スカイライン」。1957年に登場して以来、今回で13代目になるプレミアムスポーツセダン。歴史と伝統を大切にしながら、最新テクノロジー「プロパイロット2.0」を取り入れたバランス感覚は、まさにエクラ世代の価値観と呼応する。

ハイブリッドタイプは3つのグレード、V6ツインターボエンジンタイプには400馬力モデルを含む4つのグレードがあり、価格は¥4,353,800~¥6,444,900(税込)。運転支援システム「プロパイロット2.0」を搭載したのはハイブリッドタイプのみ。

興味のある人はぜひ試乗してみて。先進運転技術に慣れるまでは個人差がありそうだから、1回の試乗だけで判断せず、2回は乗ってみることをおすすめします!
撮影/山下みどり 文/小林みどり
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