セリーヌのローファーで“スタンダード”にもう一度挑戦!【富岡佳子の「名品が私に教えてくれること。」vol.4】

モデル・富岡佳子さんのエクラ連載「名品が私に教えてくれること。」。第4回は、富岡さんが、驚くほどにどんなコーディネートにも似合うと話す「セリーヌのローファー」をご紹介。一見なんの変哲もなさそうなクラシックなフォルムだけれど、履いてみるととても華奢で繊細。トラッドになりすぎず、どんな装いにもマッチする一足です。
セリーヌのローファーコーデの富岡佳子
デニムにタートルネックのニット、ローファー、トレンチコート、白いシャツ……。

いわゆる“スタンダード”と呼ばれるアイテムが、ずっと変わらず好きです。

でも、若いころに購入したそれらを、今の私がそのまま着てしまうと、なぜかしっくりこない。

もう着こなすのがむずかしい年齢になってしまったのかしら?とあきらめかけていたところ、目にとまったのが、エディ・スリマンがデザインするセリーヌでした。

時代を超えて愛されるスタンダードなアイテムにほんのりスパイスを加えてスタイリッシュに仕上げ、ラグジュアリーに昇華させている。

そんなところにとても惹かれます。

このローファーも、一見なんの変哲もなさそうなクラシックなフォルム。

なのに、履いてみるととても華奢で繊細。

ワンピースからスカート、デニムまで、驚くほどどんなコーディネートにも似合う、トラッドになりすぎない、センシュアルな一足です。

一度はあきらめ、手放しかけた“スタンダード”に、もう一度挑戦してみたい!と思わせてくれる。

私にとって今のセリーヌは、そんな存在です。
’19年春夏コレクションからエディ・スリマンがデザインを手がけるセリーヌ。新作のローファーは、上品なツヤのあるカーフスキンに、ゴールドフィニッシュのトリオンフロゴが手作業で縫いつけられている。インソールにはなめらかで足になじむキッドスキンを使用。ラウンドトゥの伝統的なローファーのフォルムを踏襲しながら、アッパー部分を細く仕上げ、より女性らしく繊細に仕上げている。エクラ世代にはなじみ深いロゴマークが控えめにあしらわれた、大人の女性の脚を美しく見せてくれるデザイン。パンツはもちろん、写真のようにワンピースにも合わせられ、エレガントに見せてくれる。ヒールの高さ1.5cm。

「ルコ トリオンフローファー」¥95,000・カーディガン¥220,000・ドレス¥395,000・イヤリング¥75,000/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン)※すべて予定価格

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