「とはいえ『その収入がなくなって困る人はいるかな』と考えてみてください。独身のかたや子供がいない夫婦、子供がすでに大きい家庭なら、困る人がいないかもしれません。それなら、死亡保障はそもそも不要です」。
万が一の際の公的保障としては、働き方に応じて2種類の“遺族年金”が。
「遺族基礎年金は、18歳までの子供がいれば誰もがもらえます(下図)。会社員はさらに遺族厚生年金がもらえるので手厚いんです」
アラフィーになると子供が高校生以上になる人も多く、教育費の支払いのメドがついてくる時期。「万が一に備える大きなお金の準備は不要という場合も。保障を小さくするか、やめるのも手です」。