「まさしくこれ以上ホットになりようにないほど、LPにアツいです!」。
しかし、意外なことにコレクションが目的ではないという。
「これは僕の性格に通じる話なのですが…LPを聴き出したこと、触れたことによって、僕の中にあった音楽的モヤモヤや渇きのようなものが解消されたという気がするんです。好きなアーティストのアルバムを探し出して買うのも楽しいんですが、アルバムのジャケットだけ見て、素敵だなと思ったものをランダムに買うことが多いです。というのも、家に帰って、未知なるアーティストの音楽を聴くと、良くも悪くも自分が考えていたイメージとのギャップがあって、新たな発見をしたという喜びがわいてくるから。心惹かれるまま、自由に音楽に触れることができるというのが、僕を熱くしている理由ですね」。
どうやら、LP熱はまだまだ続きそうだ。