要求をゴリ押ししてくるタイプには冷静にNOを【増えてます「自分は正しい」症候群】

自分の利益を最優先に、本当に正しいかなどは考えず、ひたすら主張してくる人には、『ほかの人がどう考えるか』とか『世間の常識に照らし合わせて』といった言葉が有効だそう。精神科医・片田珠美さんに教えてもらいました。

教えてくださった先生

精神科医 片田珠美さん

精神科医 片田珠美さん

大阪大学医学部卒業、京都大学大学院人間・環境学博士課程修了。ベストセラーになった『他人を攻撃せずにはいられない人』(PHP新書)や『「自分が正義」の人に振り回されない方法』(大和書房)など著書多数。

相手を意地悪な目で分析し、プチ悪人になるのが有効

対策の締めくくりに、敵と対峙する際のポイントを会話集で紹介。カギは、相手を分析&プチ悪人になること。

「相手と同じ土俵に立つと、感情と感情のぶつかり合いになり、疲れるだけ。第一、『自分は正しい』と信じて疑わない人に、どんなに反論しても勝ち目はありませんし、説得しようとしてもムダです。それより、相手を持ち上げながら、素直に聞いているふりをして、心の中で舌を出しているほうが賢明です」(片田さん)

可能なら、時には戦う姿勢を見せて。「簡単に言いなりにならない」「厄介なヤツだ」と思わせられれば、今後カモになる危険性はぐっと低くなるはず!

【Case5】強く出ることで、こちらの要求をのませようとする相手に

【Case5】強く出ることで、こちらの要求をのませようとする相手に

相手 「私はフルタイムで忙しいから、マンション管理組合の役員は絶対ムリ! 仕事をしていなくて、時間が自由になる人がやるべきだと思うわ」

あなた 「お考えはわかりました。ただ、役員は持ち回りと決まっていますし、これまでフルタイムの人もやってきたので、○○さんの意見に皆さんが納得するかどうかはちょっと……」

こうした利得型には、感情ではなく理論で対応を。要求や考えは一応聞いたけれど、それが認められるかどうかは別と、冷静に告げて。「1対1で説得するのはむずかしいと思うので、『ほかの人がどう考えるか』とか『世間の常識に照らし合わせて』といった言葉が有効です」。

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