企画のきっかけは、しばしば来日し、日本文化に感銘を受けていた当時の社長ジャン=ルイ・デュマが、日本のマンガという表現方法に注目し、このユニークなメディアを使ってエルメスの歴史や価値観を広く一般に伝えようと発案したこと。日頃から乗馬をたしなみ、馬体や馬術競技にも知識のある漫画家の竹宮惠子氏が、執筆を担当したことも話題に。
今回の新版では、旧版の物語に続く直近20余年のエルメスの歩みについて、新たに63ページを描き下ろし。また、この追加パートは、そのすべてを竹宮氏自身の手で仕上げるという前例のないチャレンジで制作されました。