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求めるのはやりがい?お金?アラフィー女性たちに聞いた「働く意味」【隣の50代の働き方】
仕事に求めるのは「お金」か「やりがい」か。「仕事のやりがい」についてアラフィー女性280人にアンケートを実施。人々が今思う、働く意味とは? デザイナーや鍼灸師など、様々な職に就くアラフィー女性のコメントをもらいました。
今後、仕事の意味合いは変わる? アラフィーのお仕事の「今」と「この先」
松本すみ子さん
仕事=会社員という固定観念を捨てれば、仕事の幅は広がる
「日本女性の平均寿命は87・45歳(厚労省’19年調査)。60歳や65歳で仕事をやめたとしても、あと25~30年は人生が続くのです。しかも昔と違って、60代70代はまだまだ元気。経済面を考えても、リタイアするのはもったいない!」というのは、50代以降の仕事事情に詳しい松本すみ子さん。
「少子高齢化が進む中、今後さらに中高年の労働力が求められます。今はコロナ禍で求人が減っていますが、2年ほど前までは、エクラ世代は引く手あまたでしたしね」
つまり、定年後どころか、現在無職のエクラ世代の再就職先があるということ?
「ただし、大半が非正規雇用ですし、仕事内容も介護や飲食中心に、スーパーやコールセンターなどが多くなります。それ以外の仕事に就きたいとか正社員を希望するなら、早めに準備することが大切。キャリアを積む、知識や技能を磨く、資格が必要なら取得するといったところです」
うーん、なんだかハードルが高そう。「企業に雇ってもらうことを前提にすると、確かに厳しいと思います。けれど、好きなことや関心のあること、得意なことを生かして、起業したりフリーランスや業務委託で働くというかたちだってあるのです。そう考えると、仕事の幅はぐっと広がるのでは? 私自身、50歳を前に会社をやめて独立しましたが、おかげで70歳の今も、好きな仕事を楽しく続けられていますよ」
今から将来の仕事について考えることが、道を切り開く
50代以降は、養育費などからも解放され、出費も減るはず。ということは、収入にこだわることなく、本当に自分がやりたいことを仕事にできる絶好のチャンスなのかも。
「そのとおりです。もっといえば、定年以降こそ、好きなように楽しく働けるすばらしい年代だと、私は思っています。極端な話、やりたいことがあるならボランティアでもかまわないわけですから。有償のボランティアだってあります」
この先私たちが“幸せに働き続ける”ために、まずすべきは、「自分が得意なことやできること」を客観的に見つめ、「興味があることは何か」を確認すること。
「この年代からでも、好きなことや関心のあることのためならがんばれるでしょう?」
と同時に、今後世の中でどんな仕事のニーズがあるかのリサーチを。それらが重なるところが、ねらい目の仕事。会社勤めが長く、人と接するのが好きなら、この先需要が高まりそうなシニア向けのキャリアコンサルタントといった具合だ。
「資格は知識や技術の裏づけにはなるものの、大事なのは実力。資格が仕事に直結するわけではないということは肝に銘じて」
逆に、活用したいのが口コミ。周囲に「働きたい」と公言することで、チャンスが舞い込むケースは少なくないそう。
「準備は早いに越したことはありません。今のうちに将来の仕事について考えておくことをおすすめします」
エクラ世代からの仕事探し「4つのアドバイス」
1.世の中のニーズと自分のキャリア、興味のあることをベースに
2.資格は単なる裏づけ。大切なのは実力
3.口コミ効果を利用する(働きたいと公言することでチャンスが生まれる)
4.“就職する”ではない働き方にも目を向ける
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お金とお金以上の価値がある!アラフィー女性たちの仕事とやりがい【隣の50代の働き方】
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