求めるのはやりがい?お金?アラフィー女性たちに聞いた「働く意味」【隣の50代の働き方】

仕事に求めるのは「お金」か「やりがい」か。「仕事のやりがい」についてアラフィー女性280人にアンケートを実施。人々が今思う、働く意味とは? デザイナーや鍼灸師など、様々な職に就くアラフィー女性のコメントをもらいました。
やりがい

エディトリアル デザイナー あぽちさん(50歳)

美大を卒業後、エディトリアルデザインの会社に入社して28年。仕事のおかげで、いろいろ情報が得られ、編集者やデザイン仲間からは遊びを含め楽しい時間をたくさんもらったと感謝しています。この仕事が好きなので、依頼があるかぎりは続けたい。

官僚秘書 K・Tさん(50歳)

派遣で受付をしていた44歳のときに一念発起し、長く続けられそうな秘書を目ざすことに。ハローワークで見つけた中央省庁の秘書に応募し、今はそことは別の省で幹部秘書をしています。普通は経験できないことをさせてもらっているので楽しいけれど、平均2時間残業があるなど忙しく、体力的には少々つらい。任期の3年が終わったらやめ、夫に扶養してもらおうかな(笑)。ただ、自分の力でお金を稼げることは大きな自信になりました。今後も方法を変えながら、社会とはつながっていたいと思います。

農業&子育て支援 めかえさん(52歳)

独身時代は都会の百貨店勤務だったのが、田舎に嫁いだことで、環境ががらりと変化しました。5年前からは、近所の人の誘いで、平日4日は地域の農業団体で半日農作業をし、残りの平日1日は乳幼児とお母さんの子育て支援の仕事をしています。農業は生きている実感がわくし、子供と接することができるのはうれしい。自然いっぱいの中、人間らしい営みを感じながら、地域の人とたくさん交流できることに幸せを感じています。

鍼灸師 吉祥天女さん(48歳)

鍼灸を受けたとき、驚くほど効果があり、「魔法のよう!」と感動。当時勤めていた会社をやめ、3年間専門学校で学び、国家試験を受けて鍼灸師に。以来20年、今は週3日一日8時間ペースで働いている。この仕事は、年を重ねるほど技が熟練し、話術やコミュニケーション力もアップする。逆にそれらが優れていないと長くは続けられない。生涯をかけて技術も人格も磨き、できるだけ長く仕事を続けたい!

派遣会社正社員 T.Tさん(47歳)

新卒時は就職超氷河期で正社員として採用されず、20代はフリーターや契約社員でした。「なんとか正社員に!」という思いでチャレンジしつづけ、正社員として採用されたのが34歳。それから同じ会社で働いていますが、やりがいは感じられなくて。独身でひとり暮らしなので、家賃を考えると将来が不安。そろそろ退職し、実家に戻って向こうで働くことも考えています。

百貨店勤務 ミエルさん(54歳)

新卒で入社した百貨店を結婚退職したあと、15年近く子育てに専念。子供が中学生になったとき、古巣がOG対象の求人募集をしたので、復職しました。20代のときは売り場勤務だったのに、今は裏方(伝票整理などの事務職)で、しかも契約社員。月日の流れは感じますが、大好きな職場だったし、懐かしい人たちもたくさんいるので、おおむね楽しいかな。若い社員に対して、昔の武勇伝は語らないなど、謙虚に振る舞うことも心がけています(笑)。最近は出勤前にヨガやピラティスの朝活をしたり、生活にメリハリもつきました。

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