窓からの景色で四季を感じる!トップネイリスト・渡邉季穂さんの癒やしの家時間

新しい季節。部屋のレイアウトやインテリアを変えて気分転換をしてみませんか。家時間を大切にしている人気クリエイターの心地よい家づくりのためのヒントをお届け。今回は、トップネイリストで『uka』代表・渡邉季穂さんのおうちを拝見。
●渡邉季穂さん(『uka』代表・トップネイリスト)
トータルビューティカンパニー『uka』代表としてサロン経営、サロンワークや媒体での創作、講師など幅広く活躍。ネイルケア&技術の普及に努める。その技術・センスには定評があり、著名人や美容関係者からの信頼も厚い。近著は『雰囲気からして美人』(ダイヤモンド社)。

長くなった家時間の癒しは窓からの景色と穏やかな空間

緑あふれるゆったりとした敷地に建てられた築50年近い瀟洒なヴィンテージマンション。昨年同じマンション内で引っ越しをしたばかりという渡邉さん。

「以前は、都会ならではの夜景がとてもきれいな高層階に、夫と父と3人で暮らしていました。父が亡くなり、夫とふたり暮らしになったのを機に、住まいをダウンサイジングしようと、たまたま空いた下の階に引っ越すことに」


今度の家はリビングダイニングの窓の外いっぱいに、大きなケヤキや桜の木々が広がり、落葉する冬以外は森の中にいるような景色になる。

「夏は窓の外が緑一色で、鳥のさえずりが聞こえ、都会のど真ん中なのにまるで軽井沢にいるかのよう。秋は紅葉が美しかったですし、春には桜を楽しみにしています。日々忙しく、終日家にいることなどほぼありませんでしたが、コロナを機に家で過ごす時間がかなり増えました。そのタイミングでこの家に越してくることができ、窓から眺める景色にとても癒されています」


忙しい合間の気分転換は、大好きなインテリアショップをめぐることという渡邉さん。

「昔から、白を基調にグレーを加えたり、クッションで少し色を添えるようなインテリアが好きです。スタイルでいうとモダンすぎず、少しかわいらしさやクラシックなテイストが感じられるパリのホテルのような雰囲気かな」


家具は引っ越しを重ねても使い続けているものがほとんどで、20年近く愛用しているものも。やはりインテリア好きだったお父さまが購入したり、一緒に選んだ家具もあるとか。

「あるとき、大好きなザ・コンランショップで見つけたコンソールの写真を『これどう思う?』と父に見せたら、『それ、この前買っておいたからもうすぐ届くよ』なんてことも。父とは好みがとてもよく似ていました」

ソファはカッシーナ・イクスシー、 コーヒーテーブルはコレックスリビ ング、革製のチェアはザ・コンラン ショップで購入。

ソファはカッシーナ・イクスシー、コーヒーテーブルはコレックスリビング、革製のチェアはザ・コンランショップで購入。家具はほとんどが、このマンションに引っ越してくる前から愛用しているものばかり。最近新たに加わったのが美しい絨毯と、壁にかけた、夫が購入した小畑多丘氏によるシルクスクリーン。

テラスに置いた鉢植えの観葉植物

テラスに置いた鉢植えの観葉植物が、敷地内に植えられた大きなケヤキや桜の木との景色をつないでくれている。窓辺のコルビュジェのシェーズロングに寝そべってくつろぐのは至福の時間。

玄関のザ・コンランショップのコンソール。

本文で触れた、玄関のザ・コンランショップのコンソール。上のピカソのリトグラフも、下に敷いた絨毯もお父さまが選んだもの。

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