好きなものをミックスさせて快適空間を!坪田あさみさんの心地いい家づくり

人気クリエイターたちは、忙しいからこそ家を整え、家時間を大切にしている。数年前から逗子で暮らし始めたというエディター・ライターの坪田あさみさんに、快適な家づくりのコツを聞いてみました。
坪田あさみさん

坪田あさみさん

出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にエディター・ライターとして活躍。ファッションはもちろんセンスあふれるライフスタイルも注目の的。夫とともにオムライスとオムレツサンドの店『サンダウナー東京オムレツ』(@sundownertokyoomuretsu)も経営。

今の自分たちに心地いい家、暮らしを湘南で実現

3年前「試しに家を借りて暮らしてみよう」と始まった逗子での暮らし。

「ビーチベッド持参で海に行き、お酒を飲んでいると、約束もしていないのに友人たちがやってくる。いろいろな職種の人とつながれるのも魅力です」と坪田さん。夫が逗子でお店を開くことになり、本格的に家探しをスタート。駅からも海からも徒歩圏の立地に、頃合いのいい広さの物件を見つけ、スケルトンリノベーションをして昨年入居。

「やりたいことが明確だったので、地元の工務店に依頼しました。毎日現場に足を運び、実際に見ながら打ち合わせができて大正解。バスルーム以外は間仕切りのないオープンなプランですが、それぞれのスペースが落ち着くサイズ感でとても住み心地がいいです。場所がら湿気が多いので風通しよく、また仕事をしているので掃除がラクなようにも配慮しました。家事動線もスムーズで、長年温めてきた『こうしたい!』がすべて実現しました」


インテリアは愛用するTRUCKの家具を軸に、好きなものをミックスさせた。ほどよく力の抜けた、洗練されたかっこよさは坪田さんそのもの。ここで暮らすようになり「夫婦ともに仕事とプライベートの区切りがはっきりしてバランスよくなった」ともいう。抜群のセンスの裏には、衣食住すべてに愛情を注ぎ、美意識を働かせた、こんな暮らしの積み重ねがあるのだ。

「インテリアはひとつのテイストでまとめず、 ミックスさせるのが好き」と坪田さん。

「インテリアはひとつのテイストでまとめず、ミックスさせるのが好き」と坪田さん。木製の家具が多いので、あえて床は無機質な仕上がりのモールテックスにしたとか。2つのソファとチェストはTRUCKのもの。

コンパクトで厨房みたいに使いやすい、シンプルなキッチンにしました

「コンパクトで厨房みたいに使いやすい、シンプルなキッチンにしました」。鍋や調理家電はデザインの美しいものを選び見せる収納に。冷蔵庫は業務用を選び、モールテックスでつくったカウンター下に設置。食器などは白い扉の奥に収納している。

寝室の壁は1面だけニュアンスのあるカーキに塗った

寝室の壁は1面だけニュアンスのあるカーキに塗った。ベッドはアクメファニチャーで購入。ベッドに寝転び、正面の壁にプロジェクターで投影して映画やドラマを見るのもお気に入りの時間。床はチーク材のヘリンボーン張り。

TRUCKでオーダーした机

「仕事でTRUCKを取材した際に、ものづくりの真摯な姿勢と製品のすばらしさに感銘を受け、その場でオーダーしたのがこの机。以前は食卓として使っていました。木の質がとてもよく、年月とともに味が出てきて、木製家具はTRUCKで買いたくなります」。横は収納として使う、飛行機で楽器を運ぶためのコンテナ。何脚か持っていたイームズのチェアは気に入ったこの2色のみ手元に残した。「ここで仕事をしていてふと顔を上げ、室内を見回したときに、好きなものしかないことにとても幸せを感じます」 

坪田さんのジュエリーがセンスよく置かれている

チェストの上には旅の思い出や香りもの、坪田さんのジュエリーがセンスよく置かれている。

LDKには壁をカーキに 塗った夫のコーナーも

LDKには壁をカーキに塗った夫のコーナーも。愛用のサングラスが並ぶ。

イームズのテーブルとピエール・ジャンヌレのチェアを置いた窓辺のコーナー。

食事をしたり写真集を眺める、イームズのテーブルとピエール・ジャンヌレのチェアを置いた窓辺のコーナー。ラグはZARA HOME。

TRUCKのサイドテーブルの上にはレコー ドプレイヤーを

TRUCKのサイドテーブルの上にはレコードプレイヤーを。ラグや家具は気分や季節によって置き替えて楽しんでいる。

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