【美容ジャーナリスト 倉田真由美の数字が語る「美の力」】vol.113「ドモホルンリンクル」

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美容ジャーナリスト倉田真由美さんが、美容アイテムの魅力を数字で紐解く連載の113回目。今回は「ドモホルンリンクル」のクリーム20と保湿液、美活肌エキス、保護乳液をピックアップ。1年以内のリピート率が驚異の94%を誇る名品スキンケアが選ばれる理由とは?

現在の「クリーム20」は
20代目

クリーム20

クリーム20

45年超の歴史の中で、初めて医薬部外品になった20代目には、コラーゲン化粧品のパイオニアの名に恥じない2種類のコラーゲン(鱧コラーゲンペプチドとマツダイコラーゲンペプチド)を惜しみなく配合。7年の月日をかけて大地の養分を吸いつくした高麗人参のパワフルな複合エキスなどとともに、届けたいところにきちんと届く浸透技術を新採用。気になる目もとのしわやほうれい線にピタッと入り込み、内側からふっくら押し上げ、ハリ・ツヤのあるなめらかな肌に導く。30g(医薬部外品)¥14,300/再春館製薬所

1年以内にリピート購入している人は
94%※1
※1 ’21年4月実績/3回以上の購入者

保湿液、美活肌エキス、クリーム20、保護乳液

(左から)保湿液、美活肌エキス、クリーム20、保護乳液

肌悩みの大もとは、自己回復力の低下に起因する、ととらえ、肌がもつHSP 機能に着目。野馬追(やばつい)、不知火菊(しらぬいぎく)などの植物成分が、さまざまなサインにつながる環境ダメージから遠ざける基本4点。新導入した浸透技術により、潤いで満ちあふれたハリとなめらかさ、明るさのある肌になっていく予感! 使用者の94%がリピート購入しているほどの人気のワンラインだ。保湿液 120㎖ ¥5,500・美活肌エキス 30㎖(医薬部外品)¥11,000・クリーム20 30g(医薬部外品)¥14,300・保護乳液 100㎖ ¥5,500/再春館製薬所

漢方発想で老化と向き合いやわらげる究極のワンライン

ドモホルンリンクルが誕生した1974年当時、スキンケアの目的は、保湿や保護が中心。エイジングケアやリンクルケアをする、という概念は、まだ一般的ではなかった。しかも、今ある悩みに対処するのがあたりまえ。悩みが現れる前に防ぐ、という漢方的発想のものもなかった。女性の社会進出が進みはじめた時代、スキンケアには、即効性や利便性を求め、手のかかるケアは疎まれる傾向にあったのだ。

再春館製薬所は、そもそもが漢方の会社。「人も自然の一部」という考えに基づき、自己回復力を高めることを化粧品であるドモホルンリンクルにも応用した。火傷(やけど)などの皮膚再生医療に使われていたコラーゲンを化粧品に配合したのも日本初※2の快挙。以来、「クリーム20」は、45年以上にわたるロングセラーとなりつつ、常に進化と深化を繰り返し、現在のものが20代目。2種のコラーゲンに加え、長白参複合エキス、淡墨桜葉エキスなどをカプセルに閉じ込めて浸透性をアップ。医薬部外品となり、エイジングサインに対して、さらに頼もしい存在となった。

どんな肌にも「保湿液」「美活肌エキス」「クリーム20」「保護乳液」という基本4点のワンラインで対応するのもドモホルンリンクルならでは。これは、段階的に必要な成分を肌の隅々まで行き渡らせることで、掛け算のように効果を高め、低下した肌体力を底上げさせるため。硬くなりがちな肌を解きほぐすように潤す「保湿液」。めぐらせてツヤと透明感を引き出す「美活肌エキス」。そしてドモホルンリンクルの肝である「クリーム20」と、バリア機能を高めて乾燥やストレスに負けない肌環境をつくる「保護乳液」。ひとつひとつをていねいに自分の手でつけることを〝お手当て〟と呼ぶのもドモホルンリンクル流。老化に立ち向かい、肌の力を引き出す最善策なのだ。

変わることのない強い信念を貫きながら、より使いやすく、より効果的に進化しつづけるドモホルンリンクル。肌を根本からよくしたい、もっと元気にしたい、という私たちの思いに、漢方発想で実直に応えてくれる。

※2 TPCマーケティングリサーチ株式会社調べ。’21年4月時点で日本通信販売協会正会員会社が対象

 Postscript:ライン使いのよさを肌が教えてくれる!
初めてドモホルンリンクルを知ったとき、まだ若かった私には、正直ピンとこなかった。けれど、年を重ね、自分の肌と向き合ったとき、もっと早く使っていれば、と思ったことも。頑(かたくな)ともいえる信念は、唯一無二の製品となり、面倒と思いがちなライン使いもしてみると違いが歴然。ナチュラルやオーガニックを超えた漢方発想のライン使いの意義を、エクラ世代になり、改めて感じています。
倉田真由美

倉田真由美

くらた まゆみ●美容ジャーナリスト。本誌をはじめ、さまざまな女性誌、新聞などで執筆するほか、美容やエイジングケアにまつわる講演を行う。
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