損している人の5大ぐせ①相手を身構えさせる言葉とは?【損してますよ、その言い方…!】

同じことをいっているのに、感じの「いい人」と「悪い人」がいるのはなぜ? 今回は知らず知らずのうちに相手を身構えさせているフレーズをピックアップ。よりよい人間関係を築ける言い方を、話し方講師がレクチャー!
教えてくれたのは…
フリーアナウンサー、話し方講師 渡辺由佳さん

フリーアナウンサー、話し方講師 渡辺由佳さん

テレビ朝日アナウンサーを経て、独立。フリーアナウンサーとして活動するほか、企業や大妻女子大学文学部でコミュニケーション術や口語表現法を教える。著書に『思わず言ってしまう〇言葉、×言葉』(三笠書房 王様文庫)など。

相手を身構えさせる

損「老婆心ながら、あなたのこれからが心配で…」

 

得「あなたのこれからのことが心配だから、何かあったらいつでも連絡してね」

「老婆心ながら、あなたのこれからが心配で…」は損!

むしろいわないほうが好感をもたれる

「老婆心ながら」というフレーズは、上から目線のニュアンスが出て、気を遣ったつもりが逆効果。「むしろ使わないほうが、『ダメ出しされる』と相手を警戒させずにすみます。また、相手のことを思うからこその提案だと伝わるように、前向きな表現を心がけましょう」。トラブル後の相談をしたいときの「ちょっと困ったことに……」も、相手を身構えさせるフレーズ。「『お知恵をお借りしたくて』と言い換えたほうが、相手への信頼や尊敬が感じられ、聞く耳をもってくれるはずです」。

  • コロナ禍の「自分は正しい」症候群が増えている!困った人と遭遇したときの対処法

    コロナ禍の「自分は正しい」症候群が増えている!困った人と遭遇したときの対処法

    「マスクをしていない!」と他人を罵倒し、店員に大声でクレームをつけ、有名人の不祥事をSNSでバッシング。「~したほうが"絶対"いい!」と自分の価値観を押しつけ、こちらの意見や体験に対しては「それないわ~」と全否定。そんな「自分は絶対正しい!」という強~い信念(思い込み!?)のもと、まわりを振り回す人々が急増中。世の中の空気を殺伐とさせ、実被害をもたらす困った人々の精神構造と、その護身術を専門家が指南!

  • 【アラフィー妻の本音】トラブルは避けたい!義両親の高齢化による『夫の実家』問題

    【アラフィー妻の本音】トラブルは避けたい!義両親の高齢化による『夫の実家』問題

    そろそろ子供から手が離れるし、自分の時間をもっと楽しもう!と思っていたのに、最近、夫の実家との付き合いで悩んだり、もめることが増えてきて、モヤモヤする……。介護や同居、相続、さらにはニートな義きょうだいの生活をどうするか。こうした問題はアラフィー世代だから起こること。専門家と読者の声とともに、今、改めて夫の実家問題を考える!

Follow Us

What's New

Feature
Ranking
Follow Us