ソ・イングクが2年半ぶり主演作への心境を語る!【インタビュー1問1答/前半】
エクラ3月号でご登場いただいた、俳優ソ・イングクさん。Webエクラでは、撮り下ろし未掲載カットとともに、誌面のインタビューでは載せられなかったエピソードを前半・後半と2回にわたってお届け!Web限定、本人直筆サイン入りインスタント写真プレゼント応募もありますでお見逃しなく。
韓国のトップ俳優、ソ・イングクさんが2年半ぶりに主演するドラマ『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた(原題)』は、余命100日を宣告されたヒロインと、ソ・イングクさんが演じる神と人間の間の不思議な存在“滅亡”(ミョルマン)の物語。生きていくためには決して愛し合ってはいけない存在である2人の運命が甘く切なく描かれる。『空から降る一億の星』以来の主演作となるソ・イングクさんが、今回の作品の見どころから、役者として演じることの楽しさまでを語ってくれた。
Q. 最新作『ある日、私の玄関に滅亡が入ってきた』は、『空から降る一億の星』以来、2年半ぶりのドラマ出演ですね。出演の決め手は何でしたか?
これまで何度か作品をご一緒にしたクォン·ヨンイル監督から個人的に連絡が来たので、とてもありがたいと思いましたし、台本そのものが持つ魅力が大きかったですね。タイトルが長いのも変わっていて気に入ったし、ミョルマン(滅亡)というキャラクターもいいな、と。
Q. 作品の魅力はどんなところでしょうか。
『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』という長いタイトルが与える印象と、ドラマのストーリーが重なる部分もあれば、違う部分もあるというところでしょうか。かなりシビアな話に触れている一方で、愉快でかわいい話も描かれていて……。
なんといっても、 “死”という素材を扱っているじゃないですか。とても重い部分ではありますが、劇中のドンギョン(パク・ボヨン)という人物がどのように死を受け入れるのか、そして、ミョルマンというキャラクターはどのように死を待ち望むのか。求めるものが相反する二人のキャラクターが出会い、恋するようになり、どのように話が流れて展開するのか、そこに重点を置いて見ていただけたら、とても面白いと思います。
なんといっても、 “死”という素材を扱っているじゃないですか。とても重い部分ではありますが、劇中のドンギョン(パク・ボヨン)という人物がどのように死を受け入れるのか、そして、ミョルマンというキャラクターはどのように死を待ち望むのか。求めるものが相反する二人のキャラクターが出会い、恋するようになり、どのように話が流れて展開するのか、そこに重点を置いて見ていただけたら、とても面白いと思います。
Q. 『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』は、ファンタジーロマンスですが、実際に出演してみて、ファンタジーというジャンルはいかがでしたか?
クロマキー(背景を別の映像に合成する技術)の撮影が面白かったですね。 海外映画のメイキング映像でクロマキーの撮影現場を見たことはあったのですが、実際にやってみたらとても楽しかった。自分の想像力を頼りにやらなければならない部分があったのですが、出来上がりを見たとき、まるで本当に僕が能力を使っているような感じがして(笑)。ミョルマンが持つ能力がまるで自分の能力のようで……。いつか超能力のあるキャラクターをもう一回やってみたいと思うほどでした。
Q. 一般的に、CG合成の場合、演じるのが難しいという話をよく耳にしますが、イングクさんは楽しめたんですね?
一度味わってみると、病みつきにになりますね。「僕の動き一つで、こんな効果を生み出すのか」と知り、次はもっともっとうまくやって見せる!という自信も生まれましたね。
Q. ロマンチックな部分でのアピールポイントはありますか?
“死”という選択肢をきっかけに2人の人物が出会って、恋をするようになります。いずれは別れるしか方法がないという前提で2人が愛し合うんですよね。お互いに、相手を受け入れるのを拒んでは、どうしても離れられないと思ってまた愛し、別れるのがわかっていながらも悲しみを克服しようとしてまた崩れて……。少し残酷ではありますが、このような設定なら仕方ないですよね。ドラマなので、行き過ぎた設定かもしれませんが、誰でも生きていれば、似たような経験をしていると思うので、2人の切なさや悲しみに共感できるんじゃないかと思います。
Q. 撮影中のエピソードで印象に残っていることはありますか?
海辺のシーンがすごく寒くて!ドンギョンの家が仁川(インチョン)にあったんですが、そこがまた寒かったんですね(笑)。それで下着を2枚も着こんでいたので、本当は最後まで衣装をカッコよく着こなしたかったのですが、足がすごくふっくら見えてしまって。でも仕方なかったんです。寒くて……。今、もしその時に戻ったとしても、また2枚重ねると思います(笑)。
Q. 絵的におすすめのシーンはありますか?
かなりありますよ(笑)! 1話のエンディングとか、観覧車のシーンとか。ドラマの後半部分で記憶が急に呼び覚まされた時の場所の演出も、とても斬新で面白いと思うはずです。
Q. 俳優として大切にしていることはなんですか?
俳優という仕事それ自体が僕にとってかけがえのない、とても大切なものだと思います。作品へ出演し、演じるキャラクターの職業や感情を経験できるのですから。例えば、時代劇なら当時の人々の感情などいつ感じることができるでしょうか。ミョルマンのように存在しないキャラクターまで経験して、こんなことは俳優だからできるんだと思って本当に楽しいです。もちろん歌手も同じです。1曲3分から4分、あるいはコンサートステージの上での1~2時間、あるコンセプトによるキャラクターとして見られるので、とても魅力がある仕事だと思っています。
Q. 本作以外で、今まで演じてきて最も印象に残っている作品、キャラクター、シーンを教えてください。
僕は『空から降る一億の星』と『ショッピング王ルイ』と 『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』です。よく考えてみたら、どれも最近作ですね。これらの作品のキャラクターがそれぞれ極端に違います。僕を含めてみんな性格が違うキャラクターなので本当に面白いと思います。 例えば『ショッピング王ルイ』は極限のキヨミ(※キュートな姿)を披露したし、『元カレは…』では詐欺師という設定なのでいうまでもないですね。あと『空から…』はとても辛い、極限の苦しみの演技を経験したことが印象に残っています。
Q. なにもかもカッコいいソ・イングクさんですが、自分の欠点はどこだと思いますか。
短所は辛いことがあるとかなり深入りするタイプだということですね。もちろん、また前向きになろうと思いますが、何においても100%いい、悪いはないので、いいことがあれば、悪いこともあるんじゃないかと、そう思ってやりすごします。
Q. 新ドラマ『美男堂』も決まっていますが、このドラマについての意気込みもお聞かせください。
素材を見た時、とても新鮮でした。登場人物たちが事件を解決していく方向が、奇抜で愉快なんです。この面白さをそのまま視聴者の方々にお伝えしたいと思っています。プロファイラー出身の男巫という役割をどのように披露できるか今から楽しみです。
Q. 今後、演じたい役柄について教えてください。
冒頭でお話した “超能力者”をやってみたいですね。『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』では、少ししか能力が使えなかったら、今度は限りなく!! もっともっとたくさん能力を披露する超能力者です!! 本当にやってみたいです。
Q. 今後の音楽活動についても教えてください。
最近、アルバムや曲をリリースしてないのが僕自身も残念に思いますが、来年からはもっと頑張って音楽的にも多くの方々にお見せできる機会を自ら作るべきだと思っていますので、待っていてください。
Q. エクラ読者にメッセージをお願いします。
エクラ読者の皆さん! 今回初めてご挨拶できると聞いてとても嬉しくて、こうしてご一緒できて光栄です。エクラの僕のページ、必ずチェックしてくださいね。僕のこと、かわいがってください(笑)。
ソ・イングク
'87年、韓国・慶尚南道蔚山生まれ。72万人が応募した、'09年のオーディション番組「SUPER STAR K」で優勝しデビュー。'12年にドラマ『ラブレイン』で俳優活動を開始し、初主演作『応答せよ1997』でブレイク。代表作に『王の顔』『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』『ショッピング王ルイ』『空から降る一億の星』など。次回作のドラマ『美男堂』の出演も決まっている。
'87年、韓国・慶尚南道蔚山生まれ。72万人が応募した、'09年のオーディション番組「SUPER STAR K」で優勝しデビュー。'12年にドラマ『ラブレイン』で俳優活動を開始し、初主演作『応答せよ1997』でブレイク。代表作に『王の顔』『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』『ショッピング王ルイ』『空から降る一億の星』など。次回作のドラマ『美男堂』の出演も決まっている。
『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた(原題)』
余命を宣告されたヒロイン、タク・ドンギョン(パク・ボヨン)と、人間でも神でもない“滅亡”(ミョルマン/ソ・イングク)が繰り広げるファンタジーロマンス。ソ・イングクとパク・ボヨンの初共演も話題に。現実と非現実の世界が入り交じる幻想的な映像も美しく、俳優ソ・イングクのミステリアスな魅力を堪能できる。CS放送局Mnetにて2/23より放送予定。
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