1729年創業という最古のメゾンが作るシャンパーニュは、伝統的にシャルドネのエレガントな酸味が持ち味。しかも鋭すぎない包容力のある豊かな味わいが世界中で愛されています。お寿司をはじめ和食との相性も良いですし、いつどんなシチュエーションでも楽しめるところが魅力的です。
パリ現地取材!大人気シャンパーニュメゾン「ルイナール」のアートなイベント
大人の女性にも大人気のシャンパーニュメゾン「ルイナール」。フランスでのアーティストコラボレーションイベントを、パリ在住のライター鈴木春江さんがリポートします。
「ルイナール」が好きという方は、きっと多いはず。
1729年創業という最古のメゾンが作るシャンパーニュは、伝統的にシャルドネのエレガントな酸味が持ち味。しかも鋭すぎない包容力のある豊かな味わいが世界中で愛されています。お寿司をはじめ和食との相性も良いですし、いつどんなシチュエーションでも楽しめるところが魅力的です。
1729年創業という最古のメゾンが作るシャンパーニュは、伝統的にシャルドネのエレガントな酸味が持ち味。しかも鋭すぎない包容力のある豊かな味わいが世界中で愛されています。お寿司をはじめ和食との相性も良いですし、いつどんなシチュエーションでも楽しめるところが魅力的です。
数多あるシャンパーニュメゾンの中でも、「ルイナール」は特にアートとの親和性が高いということをご存知?
歴史を遡ること1896年、新進気鋭の画家アルフォンス・ミュシャがメゾンの依頼で作品を制作。これがシャンパーニュ史上最初“広告”にあたるもの。それ以後、他のメゾンも「ルイナール」に続いてミュシャ作のポスターを世に出すようになりました。
そして現代。2008年以来、「ルイナール」では毎年一人、世界的に活躍するアーティストに白羽の矢をあて、Carte Blanche(カルト・ブランシュ)、つまり、その人の好きなようにクリエーションを展開してもらうという取り組みを行なっています。
歴史を遡ること1896年、新進気鋭の画家アルフォンス・ミュシャがメゾンの依頼で作品を制作。これがシャンパーニュ史上最初“広告”にあたるもの。それ以後、他のメゾンも「ルイナール」に続いてミュシャ作のポスターを世に出すようになりました。
そして現代。2008年以来、「ルイナール」では毎年一人、世界的に活躍するアーティストに白羽の矢をあて、Carte Blanche(カルト・ブランシュ)、つまり、その人の好きなようにクリエーションを展開してもらうという取り組みを行なっています。
今年2022年に発表されるのは、Jeppe Hein(イェッペ・ハイン)の世界です。
彼は1974年デンマーク生まれのアーティストで、現在はベルリンに拠点を置いて世界的に活躍していています。過去には日本でも「金沢21世紀美術館」、東京の「SCAI」で展覧会を行なっているので、実際に彼の作品世界を体験したという方も少なくないでしょう。
彼は1974年デンマーク生まれのアーティストで、現在はベルリンに拠点を置いて世界的に活躍していています。過去には日本でも「金沢21世紀美術館」、東京の「SCAI」で展覧会を行なっているので、実際に彼の作品世界を体験したという方も少なくないでしょう。
イェッペ・ハインと「ルイナール」コラボレーションのお披露目は3月末、パリのセーヌ川を挟んでエッフェル塔と向き合う現代アート美術館「パレ・ド・トーキョー」を舞台にして行われました。
タイトルは「RIGHT HERE, RIGHT NOW」。
彼のクリエーションは、鑑賞者が作品をじっと眺めるというより、みずからが参加して体感する世界。今回は身体の感覚のすべて、そして心を解き放って、今、この場所、この瞬間を愛する、というメッセージが込められています。
「ルイナール」とのコラボでは、アーティストはメゾンを訪れ、滞在するだけでなく、そこで働く人々、つまりシャンパーニュを世に出すためのさまざまな仕事に携わっている人たちと交流を深めます。イェッペ・ハインもしかり。彼は、数回にわたってメゾンを訪れたそうで、醸造長と一緒に朝露が陽の光に照らされる春の葡萄畑を歩いたり、収穫の時期には子供たちも連れて、湧き立つようなメゾンの空気感を味わったりしたのだそうです。つまり、シャンパーニュを育む大地、空気、水、そして人々のあらゆる表情を四季折々に体感することによって育まれたものをアートとして、彼なりの手法で形にしています。
彼のクリエーションは、鑑賞者が作品をじっと眺めるというより、みずからが参加して体感する世界。今回は身体の感覚のすべて、そして心を解き放って、今、この場所、この瞬間を愛する、というメッセージが込められています。
「ルイナール」とのコラボでは、アーティストはメゾンを訪れ、滞在するだけでなく、そこで働く人々、つまりシャンパーニュを世に出すためのさまざまな仕事に携わっている人たちと交流を深めます。イェッペ・ハインもしかり。彼は、数回にわたってメゾンを訪れたそうで、醸造長と一緒に朝露が陽の光に照らされる春の葡萄畑を歩いたり、収穫の時期には子供たちも連れて、湧き立つようなメゾンの空気感を味わったりしたのだそうです。つまり、シャンパーニュを育む大地、空気、水、そして人々のあらゆる表情を四季折々に体感することによって育まれたものをアートとして、彼なりの手法で形にしています。
彼にとって、メゾン滞在の中で最も印象的だったものの一つが「クレイエール」。中世の昔、街を造るための石灰石を切り出す石切場だった地下の巨大な穴蔵で、近現代ではシャンパーニュの熟成に利用され、いわば高級シャンパーニュのゆりかごとも言える場所です。地下40メートルにも達する石の穴の温度は、年間を通じて10度を少し超えるくらいに保たれ、湿度も常に90パーセントほど。人工の灯りがなければ全くの暗闇という独特の空間です。
シャンパーニュはユネスコの世界遺産に登録され、この「クレイエール」の存在も大事な登録要素の一つ。しかも、「クレイエール」を保有するのは数多あるメゾンの中でもわずか10件ほどという貴重な歴史遺産で、「ルイナール」はその数少ないメゾンのうちの一軒。そこをイェッペ・ハインも訪れ、特別に感銘を受けたとのこと。
さて、具体的にどんなクリエーションがお披露目されたのでしょう?
虹の7色に彩られ、さまざまな形のオブジェが並ぶ空間に入って行くと、鏡に穴が開いていることろがあります。訪れた人はそこに手を差し入れると、手のひらには湿った石が載せられます。それこそが、「ルイナール」の「クレイエール」から切り出された石灰石。そしてそれをチョークがわりにして、人々は丸の枠の中に思い思いの顔を書き込んでゆくという仕掛けです。
虹の7色に彩られ、さまざまな形のオブジェが並ぶ空間に入って行くと、鏡に穴が開いていることろがあります。訪れた人はそこに手を差し入れると、手のひらには湿った石が載せられます。それこそが、「ルイナール」の「クレイエール」から切り出された石灰石。そしてそれをチョークがわりにして、人々は丸の枠の中に思い思いの顔を書き込んでゆくという仕掛けです。
2つ目の穴では干し葡萄が手のひらに。乾燥しても透明感のある黄色い粒であることから、それがシャンパーニュの元となるシャルドネ種の葡萄を暗示していることが伝わってきて、私たちはその小さな粒を舌で転がすようにしながら大事に味わいます。
そして3つ目の穴は香りの穴。差し出した手のひらに今度は、シャルドネの花の香りがシャワーのように吹き付けられます。その香りを深呼吸すれば、パリに居ながらにして春の葡萄畑への思いが広がります。
ワクワク、そしてちょっとドキドキする心で、久しく忘れていた五感を研ぎ澄ませる体験。そして渡された石灰石を使って、その時その場での気持ちをシャンパーニュの泡のような丸の中に表現するというお膳立ては、大人を童心にかえらせてくれるような不思議な作用があります。
ワクワク、そしてちょっとドキドキする心で、久しく忘れていた五感を研ぎ澄ませる体験。そして渡された石灰石を使って、その時その場での気持ちをシャンパーニュの泡のような丸の中に表現するというお膳立ては、大人を童心にかえらせてくれるような不思議な作用があります。
このアートイベントは、2022年を通じて世界各地のアートイベントで展開されます。4月はヴェニス、ブリュッセル、ベルリン、5月はニューヨーク、6月はバーゼル、10月はロンドン、パリ、そして11月には東京のにもお目見え。加えて、ヴェニス、ベルリン、バーゼル、パリ、東京のイベントでは、ガストロノミーのシェフたちがイェッペ・ハインとコラボレーションした料理を披露する「FOOD FOR ART」という美味しいお楽しみも予定されています。
取材・文/鈴木春恵(パリ在住)
取材・文/鈴木春恵(パリ在住)
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