韓国冷麺の旅 冷麺専門のおすすめ五選

2017年7月2日
冷麺屋の定番メニュー“水冷麺”と“ビビン冷麺”。韓国に住んでいたエディターが本場ソウルで見つけた、絶対にハズさない冷麺専門店をご紹介。

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1.【平澤コヨサジプ冷麺】

『先代考案の青唐辛子トッピングが粋』
1931年創業の平壌式の老舗。ここ以外では見たことのない別皿の青唐辛子のせん切りトッピングは、麺とは違うシャキッとした歯ごたえが絶妙なアクセントに。"水冷麺"(10,000ウォン)のスープは、韓牛のバラ肉などを煮込み、トンチミ(大根の水キムチ)の汁を加えたもの。すっきりなのに深いコクで、そばの実の皮も練り込んだ麺と抜群にマッチ。どこか品があり、水冷麺の真骨頂を思わせる。絶品のスユク(薄切りゆで肉の料理)も頼みたい。

●ソウル特別市西大門区延禧路81の9
서울특별시 서대문구 연희로 81- 9
☎02・392・7461 
10:30~20:30(LO) ㊡月曜
地下鉄2号線・京義中央線・空港鉄道弘大入口駅3番出口
2.【プウォン麺屋】

『"麻薬的な味"と市場で評判』
南大門市場で約60年愛されてきた素朴で庶民派の平壌式の冷麺店。牛骨ベースのだし汁をひと晩寝かせてから凍らせる"水冷麺"(7,500ウォン)のスープは、淡泊な味わいの中にも、かすかな酸味と甘さを感じる飽きさせない飲み口。そば粉とサツマイモのでんぷんからなる麺もほどよい硬さで、常連が多いのも納得だ。市場という土地柄、安価を守りながらも、具のゆで豚は国産にこだわりジューシーで、納得のボリュームもうれしい。緑豆チヂミも◎。

●ソウル特別市中区南大門市場4キル41の6 2F
서울특별시 중구 남대문시장4길 41- 6 2F
☎02・753・7728
11:00~20:30 ㊡第1・3日曜
地下鉄4号線会賢駅5番出口
3.【真味平壌冷麺】

『地元客でにぎわう江南の隠れた名店』
冷麺屋は江北(漢江の北側)に充実しているが、江南でぜひ覚えておきたい平壌式の一軒。そば粉8割、サツマイモのでんぷん2割の麺は平壌式にしては弾力があり、風味も豊か。牛のさまざまな部位の肉をベースにした"冷麺"(10,000ウォン)のスープは、その透明度が語るように雑味がなく、ほのかな塩味が全体を引き締め、麺をきわだたせている。具のゆでた牛もも肉や豚バラ肉との相性もよく、麺・汁・具に三位一体感が。醤油を足してもよし。

●ソウル特別市江南区鶴洞路305の3
서울특별시 강남구 학동로 305- 3
☎02・515・3469
11:00~21:30 無休
地下鉄7号線鶴洞駅10番出口
4.【咸興コンボ冷麺】

『コシの秘訣はベテラン職人の技にあり』
1964年の創業以来、変わらぬ味をモットーにする店主がこだわるのは絶妙な麺のコシ。サツマイモのでんぷん100%の咸興式の麺は120℃の湯に3~4秒を数回、サッとくぐらせ大量の水で急冷するのがコツで、その加減がわかるのはゆで専任の職人だけ。ビビン冷麺の"フェ冷麺"( 8,000ウォン)は、コチュジャンにしょうが、にんにく、砂糖などを入れた甘辛ダレを麺にあえて供され、その刺激的な辛さはクセに。からしと酢を入れるとうま味がアップ。

●ソウル特別市鍾路区昌慶宮路109世運スクエアライフ館401号
서울특별시 종로구 창경궁로109 세운스퀘어라이프관 401호
☎02・2267・6922
10:30~20:00(LO) 無休
地下鉄1号線鍾路5街駅12番出口
5.【青松咸興冷麺】

『毎日煮込むスープがタレの決め手』
この咸興式冷麺店のビビン冷麺、"フェ冷麺"(9,000ウォン)の特徴は、すりおろした野菜と果物に、粉唐辛子を合わせたタレ。北朝鮮出身の祖母の味を受け継ぐ、韓牛の雑骨だけを煮込んだスープを加えているからか、見た目よりもあっさりでマイルド。サツマイモのでんぷん100%の麺も適度なコシで食べやすく、辛さは苦手だけど本場のビビン冷麺に挑戦したい人にピッタリだ。3軒隣にある【平澤コヨサジプ冷麺】の店と、平壌式と咸興式の違いを食べ比べてみても。

●ソウル特別市西大門区延禧マッ路6
서울특별시 서대문구 연희맛로6
☎02・334・3545 
10:30~21:00 ㊡日曜
地下鉄2号線・京義中央線・空港鉄道弘大入口駅3番出口

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