ヘア&メイクアップアーティスト 中野明海さん
“今までの塗り方はリセット。誰でも驚きのぱっちり目がかないます”（中野明海さん）
1.まつ毛は直角に上げる
2.マスカラは束塗りが正解
3.マスカラのあとも上げる
まつ毛と一緒にまぶたも上げる塗り方へ発想転換
目もとの若々しさを取り戻す画期的なマスカラテクニックは、中野さん自身の経験から生まれたものだという。
「私も重いまぶたで、黒目が隠れがち。なので、朝、まつ毛をしっかりリフトさせて、まぶたを持ち上げているんです」と話す中野さんの目もとは、まつ毛が下向きでまぶたが重いなんてことを微塵も感じさせない。
「大切なのは、まつ毛を丸くカールさせたり、マスカラを繊細に扇状に塗らなくてはという、若かりしころに習得した塗り方を一新すること。悩める大人の目もとは、細くなったまつ毛に存在感を出して、重いまぶたを開かせることが先決ですから。そのためには、まつ毛を根元から直角に立ち上げるのと一緒にまぶたを持ち上げ、マスカラの縦塗りでまつ毛を２～３本束にして、上向き感をしっかり印象づけてください。また、まぶたの重みですぐまつ毛が下がりやすいので、根元からリフトした状態を最後に固定することも忘れずに。この塗り方なら誰でもぱっちり目がかなうので、目力の低下を解消したいかたはぜひ試してみて」
ビューラーでまつ毛の根元をはさんで、まつ毛をほぼ直角に立ち上げる。まぶたが重くかぶっている部分のまつ毛が上がりにくいので、ミニサイズのビューラーで“重ね上げ”を。
《1》まつ毛の根元に押し当てて2回力強く直角に上げる
ビューラーでまつ毛の根元を軽く押してまつ毛が上がったところを、すかさずはさむイメージ。根元をぐっぐっと2回はさんでいって。
Use this
どんな目のタイプの人にも比較的フィットしやすい、王道のビューラー。
アイラッシュカーラーN 213￥880／資生堂
端のまつ毛まで取り逃しなくつかめる、ワイドなフォルムが絶妙。
カービングアイラッシュカーラー￥1,980／コージー本舗
《2》まぶたが重い個所のみをピンポイントでプラス上げ
目じり側のまぶたがかぶっている人は、黒目の外側から目じりまでのまつ毛を、ミニサイズのビューラーでさらにぐっと押し上げる。
ねらったまつ毛をしっかりキャッチできる、小回りのきくミニタイプのビューラー。
アイラッシュカーラー（ミニ）￥1,320／貝印
まつ毛をすくいあげるのではなく、マスカラを縦＆逆さに持ち、左右上下にスピーディかつラフに「縦塗り」を。2～3本のまつ毛が束になることで、まつ毛の上向き存在感がぐんとアップ。
《1》マスカラを逆さから当てて、ワイパー塗りをする
マスカラを縦にして逆さから当て、目じりから目頭の間を往復させるようにささっと塗る。ダマは気にせずOK。
《2》縦に引き上げ塗りして束感をより太く
ブラシを縦にしたまま、まつ毛の根元から毛先に向かって引き上げるようにし、さらに束を太くする。
まつ毛のボリュームをきわだたせ、仕上がりを長時間キープ。
グラヴィティレス マスカラ BK10￥4,400／エレガンス コスメティックス
マスカラをラフに塗ったら、すかさずまつ毛の上向き感をホットアイラッシュカーラーで固定し、形状記憶させて。その際、気になるダマ感や方向性を軽く修整するのがおすすめ。
《1》まつ毛の根元から真上に上げて、上向き固定
ホットアイラッシュカーラーのフラットな面を根元にぐっと押し当て、毛先まで真上にすーっと上げていく。
《2》重い束感はほぐしてまつ毛の向きを整える
マスカラがつきすぎたまつ毛などは先端のコーム部分でほぐしながら方向づけをして、上げる。
根元に押し当てるだけで（温めなくてもOK）、まつ毛が立ち上がる中野さんプロデュースのカーラー。
KOBAKO ホットアイラッシュカーラー￥3,300／貝印
メイベリン ニューヨーク ラッシュニスタ N 01
軽いファイバーと、乾くとぴたっと固まるマスカラ液のW効果で、カールが落ちやすい人に最強！ 上向き感をキープし、マスクから漏れる呼気でまつ毛が下がるという悩みも解消。ミニサイズのブラシで塗りやすさも◎。￥1,419
ビー アイドル 愛ラッシュマスカラ 03
ふわふわとした軽やかな繊維入りで、自然に見せながらも、大満足のロング＆ボリュームアップ力を発揮！ 目力も格段に上がる。小回りのきくブラシの形状で、細かい部分や短い毛への塗りやすさも秀逸。￥1,540／かならぼ
UZU モテマスカラ VOL.9
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ファシオ パーマネントカール マスカラ F（ボリューム）01
強度の高い植物性ワックスが、自然なツヤ感を与えながら、上がりにくくすぐ下がる頑固な直毛まつ毛をきっちり上げつつ、長時間ホールド。涙、皮脂、こすれにも強く、パンダ目を回避。￥1,320（編集部調べ）／コーセー
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