血色感をアップ!エルメスのリップ&YSLのチークで大人のつやめきをかなえて【50代の肌未来が輝く最旬美コスメ】

明日をもっと鮮やかに、いきいきと輝くために。美容ジャーナリスト安倍佐和子がセレクトした「肌未来が輝く最旬美コスメ」。可能性だらけの大人の肌に贈る、新しい美のアングル。
美容ジャーナリスト 安倍佐和子

美容ジャーナリスト 安倍佐和子

あべ さわこ●サイエンスからホリスティックまで幅広い知識をもとに活躍。インナーケアやスパ、リトリートへの造詣も深い。

「“血色感”メイクアップ」

頰や唇から血色感が失われるとくすみやよどみが露呈、年齢感や疲労感さえ浮き彫りになる悲しい現実に、スマートに抗(あらが)う知恵とは? 内側から放たれる生命力やつやめきをかなえる、大人の最新・血色感メイクを考察。

永遠に愛される「赤」で、仕草までエレガントに。血色感に品格を上乗せする新メイクリテラシー

エルメスジャポン ルージュ エルメス  ルージュ ブリヤン シルキー 64

黄ぐすみを払拭し、疲労感を救済。ピンクを帯びた血色ルージュ

顔の中で唯一、誰もが無条件に「赤」を放てるパーツ、それが唇だ。粘膜の一部といわれ、血流や生命力、そして官能のサインとしてインプットされているがゆえ、人は積極的に「赤」を唇にさすのだろう。最近では、韓流ドラマの男性陣を筆頭に、性別問わず、唇にピュアな「赤」が標準化。にごりのない「赤」は、誠実で若々しいエネルギーを感じさせるからだ。でも、残念ながら大人の黄ぐすんだ肌にはハードルの高い難題。そこで培ってほしいのが、ツヤでピュアな印象を補いながら、黄ぐすみを目くらますピンク系の赤を選ぶ審美眼だ。仕草さえ美しく見せるルージュ エルメスのルージュ ブリヤン シルキーは、リップケア成分をリッチに配合、しっとりつややかにボリュームアップしてくれる洗練のルージュ。その中の1色、フランス語で“競馬の騎士の上着”を意味する「カザック」は、バーキンをはじめとする革製品でもおなじみ、メゾンの伝統とエスプリが息づくピンク系の赤。唇から意思と品格というオーラをまとえる希少な「赤」を、ぜひとも覚えておいてほしい。

エルメスジャポン ルージュ エルメス ルージュ ブリヤン シルキー 64

85%が天然由来成分で、唇をケアする機能性を備えたハイブリッドなフォーミュラのルージュ。唇につややかな光沢感と血色感を演出。64のルージュ・カザックは赤にピンクの余韻を残したメゾンのアイデンティティとして人気の1色。全14色 各¥9,240

大人には脇役といわれるチークこそ主役。表情や存在のオーラを彩る血色感ブラッシュ

イヴ・サンローラン・ボーテ  YSL メイクミーブラッシュ パウダー  42、93

光を操り、毛穴も見せないブラッシュで上機嫌な印象に
「どこに、どのくらいのせたらいいのかわからない」「色や質感など選び方がむずかしい」。いまだ苦手意識をもつ人が多いチークだが、年齢を重ねた大人の女性にとってこれほど味方につけるべきものがほかにあるだろうか。チークをさっとまとうだけで肌のくすみや疲労感は一掃、いきいき感や幸福感まで挽回できる特効薬となってくれるからだ。加えて、最旬のチークは血色感のみならず、光を操る先進のフォーミュラによって肌の凹凸をカムフラージュ。キメがパンと整い、ハリのある印象まで操る進化系も多い。脇役として見られがちなチークを主役級に押し上げてくれるのは、光を巧みに操るシマーやサテンのチーク。そう、YSL メイクミーブラッシュ パウダーがまさにその逸品! 手にしたときに心はずむ、モード感あふれるパッケージデザインも大人にふさわしい納得の主役級。例えば「42ベビードール ピンク」や、「93レストレス ロゼ」をふわりとまとい、いつでも上機嫌な人を印象づけてみて。運命が好転する、そんなうれしいハプニングだって期待できるから。

イヴ・サンローラン・ボーテ YSL メイクミーブラッシュ パウダー 42、93

毛穴や凹凸をカムフラージュ、肌そのものから血色がともされたようにいきいきとした生命力を彩るブラッシュ。磨かれたような艶(つや)サテン仕上げの「42ベビードール ピンク」(上)と、繊細な輝きを潜ませたシマリーな「93レストレス ロゼ」(下)は、大人にこそつけこなしてほしい2色。全7色(57のみ6/13〜限定発売)各¥8,360

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