【今から知っておきたい!実家じまいのこと】読者が体験!私の場合の「実家じまい」

親だけが暮らしている実家を、元気なうちに対処しておかないと、いずれ“負動産”になってしまうかも!? 実際に「実家じまい」をした読者の体験談をご紹介。

親も子供も元気なうちにとりかかるのが理想

【読者の体験談】「実家じまい」、私の場合。

「自然災害を機にマンション住まいを親に提案」(54歳・会社員)

東日本大震災の際、実家がほぼ半壊したのを機に、駅近のマンションへの住み替えを親に提案しました。高級住宅地にある注文住宅だったので、親の思い入れが強かったのですが、リフォーム代が高額だったため、渋々同意。それが、いざ住んでみたら、管理人常駐でケアが行き届き、バリアフリーで使いやすい広さのマンションがすっかり気に入った様子。買い物も病院も徒歩圏内、どこに行くにもアクセスがよいのも便利なようで、「もっと早く住み替えればよかった」と、今では昔のご近所さんにすすめているくらいです(笑)。

「シニア向けマンションを購入、いずれは自分が相続を」(48歳・自営業)

2年前に父が他界し、地方に住んでいた母が実家を売却して、私が住んでいる東京に移り住みました。母が遠方で、ずっとひとりで暮らすのは心配だったので、この決断には私も大賛成! 母も、デパートに美術館、劇場に観光スポットと、楽しみ満載の東京暮らしを満喫しているみたい。購入したのは新築のシニア向け分譲マンションなので、同世代の友人がすぐにできたのもよかったのかも。私はひとり娘で、シングルなので、いずれこのマンションを相続することになるけれど、自分の終の棲家にしてもいいかなと考えています。

  • いつか必ず老いる”親”知っておきたい「実家の片付け」

    いつか必ず老いる”親”知っておきたい「実家の片付け」

    今は元気な両親にも必ず老いるときはやってくる。久しぶりに訪れた実家の散らかり具合に両親の衰えを感じて、「そろそろ、私が片づけを手伝わないと」と感じたことはないだろうか。ところが、いざそのときになると両親とケンカになって、片づけが進まないという話をよく聞く。そんなときは、実家の片づけを成功に導くための“新真実”に注目!

  • 「親の“負”動産」どうする?相続した実家が買い手も借り手もつかず...。早めの対策を!

    「親の“負”動産」どうする?相続した実家が買い手も借り手もつかず...。早めの対策を!

    「ひとり親が住むには広すぎる家を処分したいけれど売れない」「相続した実家が買い手も借り手もつかず、空き家状態に」「親が所有するリゾートマンションの固定資産税や管理費を年間何十万円も払い続けている」。アラフィー世代を悩ませる親の家、それはもう“資産価値ある不動産”ではなく、お荷物にしかならない負の資産=“負動産”!すでに負動産を抱えている人も、予備軍に戦々恐々としている人も、現代不動産事情を知り、早めに対策を講じるべし!

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