「家のコンセプトがシンプルモダンなので、ともすると冷たい印象になりがち。なのでリビングに入って最初に目にするコーナーには、色味をおさえて自己主張させないようにしつつ、温かみを感じさせるような花器やオブジェを飾って季節感を演出しています」
そのコーナーが、上の写真。ふたつの白い花器に黒いドライバンブーを差し入れ、その間にガラス瓶と黒い花器が。涼しさと温かみが同時に感じられるようなアジアンスタイルだ。
そして中央には、Kさんにとって絶対に欠かせないという大切なものが。
「年齢とともに香りに敏感になってきたので、ルームディフューザーは不可欠です。写真に写っているのは、JO MALONE LONDONのもの。実は昨年のクリスマス限定の香りなのですが、ユーカリの香りがさわやかなので、この夏にフル稼働しています(笑) ほかにも、ソファにはリネンスプレーを欠かしませんし、食卓や階段にはAPOTHIAのIFとSCENEを置いています。ふたつが相まって、夏らしい甘くさわやかな香りが楽しめます」
そういえば、友人宅のインテリアで何をチェックするか聞いたアンケート(詳しくは50代のリアル「50代、友人宅を訪れたらインテリアでチェックするのは…」をご覧ください)で、「匂い・ルームフレグランス」が3位に入っていた。香りも、姿の美しいディフューザーも、Jマダムにとって欠くことのできないインテリアの一部のようだ。