【あの人の溺愛ねこ図鑑 第26回】若山曜子さんの愛猫、もん

猫好きさんちのかわいい子たちの様子を毎月お届けする連載の26回目。今回は、菓子・料理研究家の若山曜子さんの愛猫をご紹介。一緒に暮らして約6年。まだまだ予測不能な動きを見せるミステリアスなもんちゃん。ワイルドさも魅力のひとつ。
若山曜子さん(菓子・料理研究家)

若山曜子さん(菓子・料理研究家)

わかやま ようこ●菓子・料理研究家。東京外国語大学仏語学科卒業後、パリへ留学。製菓のフランス国家資格(CAP)を取得。現在は書籍や雑誌、テレビなどで活躍。自身のInstagram(@yoochanpetite)のほか、もんちゃん専用(@chatonyoko)も。
もん6歳・♂ キジ白

もん 6歳・♂ キジ白

心地よいリビングの窓辺にたたずむもんちゃん。鳥が来ると必ず鳴き声をまねする
若山さんちでお昼寝中の子猫時代のもん&ビスコ
若山さんちでお昼寝中の子猫時代のもん&ビスコ
日本画家の犬丸宣子さんが描いてくれたアートワーク。エプロンともんちゃん
日本画家の犬丸宣子さんが描いてくれたアートワーク。エプロンともんちゃん
まんまるの顔が愛らしい。お鼻は若山さんいわく"しいたけ"に見えるのだそう
まんまるの顔が愛らしい。お鼻は若山さんいわく“しいたけ”に見えるのだそう
自宅を訪れた人は誰でも抱っこさせてくれるサービス派。しかし、正面から顔を見るといつも“無”になっている。無防備に、しっぽをくるんと巻き込むポーズがたまらない
自宅を訪れた人は誰でも抱っこさせてくれるサービス派。しかし、正面から顔を見るといつも“無”になっている。無防備に、しっぽをくるんと巻き込むポーズがたまらない
巨大な爪研ぎに果敢に挑むもんちゃん。外に出かけたい気持ちを我慢しながら、爪研ぎでストレス発散!

巨大な爪研ぎに果敢に挑むもんちゃん。外に出かけたい気持ちを我慢しながら、爪研ぎでストレス発散!

「ツンデレにファン多し。謎のこだわりも!?」

人嫌いではないけれど、ほどよい距離感を保つのが好みのもんちゃん。呼びかけるとかわいらしい声で応えてくれる愛嬌のある子だ。

「前に飼っていた猫“のび”は18歳で亡くなって。すぐに次の猫を探すということはなく、ご縁があったらという感じでした。3年ほどたって、里親募集しているのを見かけたのが舞浜で拾われたシジミとアサリの姉弟の2匹。生まれて日も浅く、いつも一緒の2匹をなかなか離せなかったのですが、夫の猫アレルギーが心配だったので、シジミは料理家の坂田阿希子さんの家へ。坂田さんの姉猫はビスコになったので、弟猫はグリコでどうかと提案があったのですが(笑)。うちは背中に富士山みたいな柄があったので、フランス語のモンターニュ=『山』からとって“もん”ちゃんになりました」

もんちゃんは、ある日突然窓から外に出たことをきっかけに、すきがあれば外に出ようとするように。

「うっかり外に出ても目の届く範囲にいて、ちゃんと戻ってくるのですが……。前の猫と比べると変わりものだなと思う瞬間がありますね。ふだんは甘えたりしないのですが、私がお風呂に入るときはすぐに追いかけてきて、湯船に手を入れて水をがぶがぶと飲んだり。トイレを片づけてほしいときは必ずスコップを猫砂のてっぺんに置いて意思表示。こだわりのある子なのかもしれません。

割と人に抱っこされるのはお手のものなのですが、顔を見ると早く終わらないかな〜って表情をしています」
先住猫のびちゃんは、人間の言葉が理解できる賢い子だったのだそう。長い年月をともに過ごした猫との思い出もたくさんある
先住猫のびちゃんは、人間の言葉が理解できる賢い子だったのだそう。長い年月をともに過ごした猫との思い出もたくさんある
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