今一番好きな映画監督〜シャンタル・アケルマン

大好きなベルギーの映画監督、シャンタル・アケルマンについて

近況ということで

こんにちは。
Jマダムのsaoriです。

突然ですが、この間福岡に行ってきました!
KroiとBREIMENのツーマンライブがありまして、娘と弾丸で福岡のライブハウス、ドラムロゴスへ!
若きfunkバンド、カッコよかったなー

福岡に行くのは人生初でした。
私は札幌出身なのですが、え、帰省した?と混乱するくらい、街のすべてがよく似ていて驚きました。(気温だけは違うけど)
遠征好きの間で良く言われている通り、東京からのアクセスがめちゃくちゃ良かったので、これからも積極的にライブに行こうと心に決めました!

夜ご飯は驚きの旨さとコスパの炙りもつ鍋「一慶」さんでいただきました。

私の場合、ライブが遠征目的の95%を占めているのですが(笑)、やっぱり食べ物が美味しいのは嬉しい!(これも札幌とよく似てる)



炙りもつ鍋 一慶 福岡 天神
天神駅から少し外れたところにあるお店。 お笑いの方のサインが沢山ありました!
  • 今一番好きな映画監督〜シャンタル・アケルマン_1_2-1

  • 炙りもつ鍋 福岡 天神 一慶

    悩んだ末の醤油味。美味しかったなー! 牛レバーも激ウマでした。

おススメしたい!アケルマンの映画たち

そして、私は相変わらず映画を観ています。
今回は昨年からドハマりしているベルギーの映画監督「シャンタル・アケルマン」についてご紹介します!!!

シャンタル アケルマン 映画祭 
ヒューマントラスト渋谷さんの大きなポスター。写真を上手く撮るのが大変だけど、いつもカッコいい
昨年の夏ごろ、日本で大々的にシャンタル・アケルマンの特集が組まれ、日本未公開作品なども上映されました。
『ブリュッセル 1080コメルス河畔通り23番地 ジャンヌ・ディエルマン』が英国映画協会の「史上最高の映画100(2022年)」1位に選ばれたりと話題になったので、名前を見かけた方もいらっしゃるかも?ですね。

多くの映画監督に影響を与えたといわれているアケルマンですが、私も昨年の特集までアケルマンの映画を観たことはありませんでした。
でも、出会いってすばらしいですね!
2022年の特集で心を奪われ、、上映中の全作品を観に行ったあげく、今では心の友だと思ってます(笑)


今更女性監督がどうのこうの、、と語ることはまったく意味が無いと声を大にして言いたいところですが、アケルマンの時代は今以上に壁があったはず。
そして、計らずも女性という一つの「立場」に置かれている人間なら(マイノリティ、と言い換えてもよいかもしれません)何かしら胸に響くものがあるのではと思います。

アケルマンの代表作ともいわれる「ジャンヌ・ディエルマン」は、まだ若き25歳のアケルマンが、どこにも辿り着くことのない女性の哀しみを、もはや憎しみを持って(と私は感じる)表現しています。
定点カメラでのショットをメインとした3時間半。これが苦行の如く続きます。
もちろんディスってるわけじゃなく、そこが醍醐味です!
しかもこの1975年の作品が、痛切に身近に感じる、、
未だに古ぼけた慣習が根強い日本のことを思うと、愕然とします。

アケルマンの映画祭 2023 開催中!

第二弾となる「シャンタル・アケルマン映画祭2023」がこの4月から開催されています。
今度はどんな映画に出会えるんだろう、、心待ちにしてました!
シャンタル アケルマン 映画祭 ジャンヌ ディエルマン
映画祭のポスターです。 アケルマンかわよ
今のところ3本を鑑賞。
どれも素晴らしいけれど、私は「ゴールデン・エイティーズ」の後半クライマックスでの、デルフィーヌ・セイリグが再び演じる「もう一人のジャンヌ」のセリフが印象に残っています。
単なる感動ものとは一線を画すその言葉に胸が詰まる思いでした。
アケルマン、弱き物に優しいなあ。

シャンタルアケルマン 映画祭 パンフレット
パンフレット、熟読してます!
これから全国の映画館に巡回していくようです。
映画館ってどうも男の人が多いのですが、沢山の女性に観てもらいたいなー!
詳細はこちらから↓
いつも個人的になり過ぎて恐縮なのですが、、
最後まで読んでくれたみなさま、ありがとうございました!!!
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saori

saori

千葉県在住。家族は夫と社会人の娘3人です。司書をしています。オシャレと音楽と映画が大好きで、ライブハウスや映画館によく出没します。好みは少々マニアックです(笑)。自由な心を大切にしています!

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