-
50代が抱える、夫婦・家族・働き方・老後など「リアルなお悩み」総まとめ
人には聞けない夫婦や家族の問題、友人や仕事仲間との円滑なコミュニケーションの取り方、人生100年時代の働き方や老後の資金などの不安まで、アラフィー世代が抱えるお悩みに上手に向き合っていく方法やヒントをご紹介します。
【50代“離婚”の決断】子供の親権・養育費・教育費の問題を専門家が解説!
教えてくれた人
夫婦問題研究家 岡野あつこさん
弁護士 後藤千絵さん
夫が子供の養育・教育費を“払いたがらない”
子供が大学に行くなら親権をもたない親にも教育費を支払ってもらう必要が
最近は親権を求める男性も。優先すべきは子供の利益
離婚により子供に与える影響も大きい。重要なのが、子供の世話や財産管理についての権限をもち、子供の法定代理人になる親権だ。
「離婚後は、親権をどちらか一方に決めなければなりません。子供が小さく身のまわりの世話が必要な場合、基本は母親が親権をもつことに。そして親権をもたない親にも扶養義務があり、成長するための養育費を負担する義務があります。しかし、父親が養育費のほか、学費、塾代、習い事の費用などを出し渋るケースは意外に多いもの。特に私立に進学する場合は教育費も高くなりますが、そこを理解し全面的に協力する父親は少ないようです。成年は18歳でも、大学に行くなら教育費を少なくとも22歳までは支払ってもらう必要があります。なかには“養育費はいらないから離婚したい”という妻もいますが、それは子供の権利なので慎重に判断しましょう」(後藤さん)
親権争いは、子供が小さいほどもめて長引く傾向があり、子供自身が判断でき本人の意思が尊重される15歳以上は比較的早く決着するという。
「母より父に経済力がある場合、子供が親権者に父親を選ぶケースも。最近は、子育てを楽しみ、親権を欲しがる男性も増え、親権争いでこじれる案件も少なくありません。親権でもめて長引くのは子供にとっても負担。親権者になると親である意識が強くなる男性も多いので、子供の不利益を避けるため親権にはこだわりすぎないことも心得ておきましょう」(岡野さん)
ちなみに、子供の姓を変えるか否かでトラブルになるケースは?
「過去に、息子を跡取りにしたい父親が、”自分の姓を子供に名乗らせるなら離婚に応じる”といったケースもありましたが、離婚後にどちらの姓を名乗るかは本人の自由。応じる必要はありません」(後藤さん)
義父母から子への教育資金、「教育資金贈与信託」をもらえないことも!?
最近は、裕福な義父母が、相続税対策で、孫に教育費を生前贈与する「教育資金贈与信託」も人気。「ただし離婚した場合、嫁に自由に使われるのでは?と出し渋られる場合も。離婚しても義父母と孫の良好な関係性を維持できるような工夫も必要です」(岡野さん)。
親権者にはどちらがいいか?
0~10歳 衣食住をはじめとする身のまわりの世話が必要
⇒親権者は? 母親が指定されることが多い
11~14歳 子供の発育状況、精神面を考慮に入れて決定
⇒親権者は? 子供の意思を尊重する場合も
15~17歳 満15歳以上の場合には子供の意見を必ず聞く
⇒親権者は? 原則、子供の意思を尊重
18歳以上 親権者を指定する必要がない
親権者の決定は、どちらが子供にとって利益があり、幸福かを基準に判断すべきもの。どちらも親権が欲しいという場合で、協議で決まらなければ家庭裁判所に親権者指定を含む離婚調停を申し立てる方法がある。
親権に関する2つの要素
未成年の子供の法定代理人となる親権者。未成年の子供が複数いる場合は、それぞれの子供について親権を決め、夫と妻で分けることも可能。親権者にならない親にも扶養義務はある。親権には、財産管理権と身上監護権という2つの要素があるが、子供の利益のために必要と認められるときは、親権から身上監護権を切り離し、親権者と養育する監護者を分けるケースもまれにある。
財産管理権
●子供の財産の管理
●契約等の法定代理人
身上監護権
●子供の身のまわりの世話
●子供のしつけ・教育
-
50代、今が考えどき!子供の独立、夫の定年「パートナーとの新しい形」
子供の独立や夫の定年が見えてくる今、パートナーとの関係を見直す人が増えている。従来の離婚の概念にとらわれない、卒婚と呼ばれる別居や、子供の留学についていく母子移住など、その形式は多様化する一方、新たなパートナーと同居を始める人も。そんなアラフィーのリアルなパートナー事情とともに、パートナーの意義や一歩を踏み出すときの心構えを考える。
What's New
-
【親の相続 あるあるお悩み】財産が実家のみで分けられないケースの対処法は?
相続に関する読者アンケートで多く寄せられた「主な財産が実家のみで分けられない」というお悩み。長年にわたり、多数の相続トラブルと対峙してきた相続専門の公認会計士・税理士の石倉英樹さんさんが、ずばりアドバイス。
50代のお悩み
2024年12月15日
-
【50代 親の相続問題】“相続山”登頂のポイント〈後編〉名義人変更の必要性や相続税について
親が亡くなったあと、必要な相続の手続き。“親の相続山”に例えて、6〜9合目までのポイントを、相続専門の公認会計士・税理士の石倉英樹さんがレクチャー。
50代のお悩み
2024年12月14日
-
【50代 親の相続問題】“相続山”登頂のポイント〈前編〉親が亡くなったら、まず何をすべき?
「親の相続」は経験者であっても、法律は年々改正されているので、この機会に情報のアップデートを。山登りに例え、まずは1合目から5合目までの攻略法をチェック。親が亡くなったあとする手続きや相続人について、相続専門の公認会計士・税理士の石倉英樹さんがレクチャー。
50代のお悩み
2024年12月13日
-
【50代 親の相続問題】“トラブル”の種は、意外と身近に!? あるあるエピソードを公開
「親の相続」が“自分事”になってくるエクラ世代。「家族仲がいいから大丈夫」なんて、のんきに構えているとしたら要注意。思わぬトラブルに巻き込まれる可能性も。一部エピソードをご紹介。
50代のお悩み
2024年12月12日
-
【50代 夫が子どもっぽくて困っています!】いつまでも「夢を見たい」夫への接し方
エクラ読者から寄せられた子どもっぽい夫のエピソードをもとに、夫婦関係の専門家がアドバイス。今回紹介するのは、自分の興味に全力投球する姿が、ある意味微笑ましい、罪のない“永遠の小5”パターン。でもたまには、大人の夫婦の会話がしたいんです!
50代のお悩み
2024年11月5日
-
シワ・たるみケアは毎日のお手入れから
ドモホルンリンクルの[基本4点]無料お試しセットはこちらから
-
【ZARA】トレンドおしゃれコーデ
50代はどう着こなす?読者モデル 華組コーデ集
-
50代に必要なのは即効性のあるコスメ
閉経してからキレイになる人は何が違う?
-
イヴルルド遙華の12星座占い
毎月更新の12星座占い。大注目の開運ランキングも必見!
-
窓リフォームで快適&省エネに!
補助金も使えてお得!冬の部屋の寒さや光熱費の高さを一気に解消
-
一度は泊まりたい!高級ホテル・旅館
日常を忘れて至福のときが過ごせる極上の旅へ
-
【ユニクロ・GU】プチプラ高見えコーデ
真似したい!読者モデル 華組の着こなし集
-
エクラ公式通販の人気アイテムランキング
もう迷わない!50代が買うべき旬の服
-
大人のためのヘアスタイル・髪型カタログ
髪のお悩み解決!若々しく見えるヘアスタイル
-
コラーゲンを贅沢配合!大人肌に潤いとハリを
再春館製薬所の最新クリーム、美活肌エキスでエイジングケアを体感
-
50代におすすめのファッションアイテム
人気ファッションアイテムを厳選してご紹介
-
抜群にこなれたスニーカースタイル
おしゃれな50代はスニーカーをどう履く?
-
【50代に人気のヘアスタイル・髪型カタログ】おばさんぽくならずに若見えを手にいれる!ショート・ボブ・ミディアム・ロング別
白髪や髪のボリューム不足、薄毛、パサつきなど40代、50代の髪悩みを解消するおすすめヘアスタイルを提案。ショート、ボブ、ミディアム、ロング別ヘアスタイルから知っておきたい最新ヘアケア事情まで、おばさんぽ…
-
50代を若々しく、あか抜けて見せる「冬のショートヘア」24選
おしゃれで若々しく見せたい!50代のショートヘアは前髪ありでもなしでも「生え際」が見えると老けて見えるから気をつけたい。冬のおしゃれは顔回りにボリュームが出るからショートヘアはすっきり見えて小顔効果も。
-
小顔に見えて女らしさもアップ!40代に似合う「おしゃれなショートヘア」17選
40代になると髪が細くなったり、髪がパサついたり、ツヤがなくなったり、顔の印象も変わってきた...など、40代のお悩みを解決しながらおしゃれに見せるショートヘアをお届けします。
-
【50代コーデ】気温10度に何を着る?冬の華やぎコーデ20選
最高気温10度程の本格的な冬の始まりを感じる12月後半。冷たい風が身に堪えるこの時期は、しっかりと防寒したいもの。保温性に考慮しつつ洒落感も備えた冬ファッションのベストな着こなしを20コーデご紹介します。
-
YOKO CHANやZARA…上品で女らしい「冬のワンピース」50代のおしゃれな着こなし9選
冬のワンピースは一枚で着たり、レイヤードしたり、ジャケットやアウターを合わせたり着こなしの幅が広がっておしゃれが楽しい。ワンピースの足元は、パンプス、スニーカー、ブーツと合わせるアイテム次第でカジュ…